活動レポート

活動レポート

住吉川中流~河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年10月06日

実施場所:

神戸市 住吉川中流~河口

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

電車に乗り神戸市東灘区の住吉川で調査をしました。住吉川は町の中を流れるとてもきれいな都市河川で、中流~下流はアユが群れになって「アユ玉」と呼びたい位たくさん泳いでいて、中流~海まで歩いて行ける短くて小さな川です。住吉川中流~河口まで3時間調査をして、住吉川中流では、タカハヤの未成魚3匹、カワヨシノボリの未成魚2匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約100匹、コヤマトンボの幼虫3匹、ヒラタドロムシ属の幼虫1匹、フタツメカワゲラ属の幼虫3匹、ニンギョウトビケラ属の幼虫2匹、コカクツツトビケラ属の幼虫2匹、トビイロカゲロウ属の幼虫4匹、シロハラコカゲロウの幼虫2匹が捕れました。

参加者のようす

住吉川下流では、カワムツの幼魚~未成魚約20匹、シマヨシノボリの未成魚1匹、ゴクラクハゼの幼魚1匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約30匹、コカクツツトビケラの幼虫2匹が捕れました。住吉川河口では、ヒナハゼの幼魚~成魚10匹、チチブの未成魚2匹、ヨウジウオの1種1匹、ミミズハゼの未成魚1匹、スジエビモドキの未成体約10匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約10匹、ケフサイソガニの幼体~成体約40匹、イソガニ類の幼体~未成体約10匹、オオヒライソガニ属の幼体3匹、モクズガニの幼体~未成体2匹、クロベンケイガニの成体1匹、イソコツブムシの幼虫1匹、クチバガイの未成貝7匹が捕れました。

感想・気づいたこと・考えたこと

住吉川の河口付近で、ガンテンイシヨウジだと思われるヨウジウオを捕まえられて、とてもビックリしました。明石川で毎年のように捕れているのはテングヨウジです。捕れた時の動きを覚えたので、次に捕れても見逃さないと思います。季節来遊魚の貴重な資料や記録になるかも知れないので、捕まえたヨウジウオはその場で液浸標本にしました。明石川でも、住吉川で捕れたような場所を重点的に調査していこうと思いました。河口には牡蛎殻もあったので、切って少し怪我をしてしまいました。今日はサポーターだけだったので1人で調査できて、いつもより楽に調査ができました。中流から河口まで歩いて1日で行くことはなかなか無かったので新鮮でした。

その他

報告担当:NR(高1サポーター)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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