活動レポート

活動レポート

明石川下流~伊川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年09月07日

実施場所:

明石市 明石川下流~神戸市 明石川支川伊川

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川下流から川の中を遡り、合流点を越えて支流の伊川まで調査をしました。2時間30分で、ブルーギルの幼魚189匹、オイカワの幼魚~成魚約60匹、ヒナハゼの幼魚~未成魚約10匹、ギンブナの幼魚~未成魚6匹、ミナミメダカの幼魚~成魚6匹、オオクチバスの未成魚2匹、シマイサキの幼魚2匹、ウロハゼの未成魚~成魚2匹、チチブの幼魚2匹、マハゼの成魚1匹、ウキゴリの未成魚1匹、シマヒレヨシノボリの幼魚1匹、ウシガエルの幼生2匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約100匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約40匹、ヨシエビの未成体3匹、ヒラテテナガエビの成体1匹、ミナミテナガエビの成体1匹、スジエビの未成体1匹、オオヒライソガニ属の幼体~成体約10匹、モクズガニの幼体約10匹、種名不詳の陸生ガニ2匹、クロベンケイガニの未成体1匹、コヤマトンボの幼虫1匹、シオカラトンボの幼虫4匹、コフキトンボの幼虫3匹、アオモンイトトンボの幼虫8匹、シジミガムシの成虫1匹が捕れました。

参加者のようす

ブルーギルとオオクチバスとウシガエルは駆除をしてナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。オオクチバスの未成魚2匹とウロハゼの未成魚1匹とオイカワの成魚5匹は投網を投げて捕獲しました。みんなたくさんの生き物を一生懸命に捕まえていました。水路が明石川下流で合流している所にブルーギルの小さな幼魚が群れになっていて、それをたくさん捕まえられていて、少しでも減ってくれたら嬉しいです。

感想・気づいたこと・考えたこと

オオヒライソガニ属の幼体~成体約10匹が捕れた中で、未成体~成体2匹を先輩が捕まえました。ここから少し上流に下水処理場があり、温排水で越冬出来ていたんだと思います。2021年11月に1例目のオオヒライソガニ属1匹(成体)を先輩が捕まえ、2例目のオオヒライソガニ属1匹(未成体)は2022年7月に僕が捕まえ、今回先輩が捕まえたオオヒライソガニ属2匹はほぼ成体で、1例目と2例目の中間ぐらいの大きさでした。

その他

報告担当:NR(高1サポーター)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

64 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧