

逆川こどもエコクラブ (茨城県)
霞ケ浦外来魚回収を日中に、夕方からは千波湖で「川床イベント」の一環として生き物採取学習を行いました。
主に外来種を回収するこの事業は霞ケ浦水系に生息が著しいアメリカナマズやダントウボウなど大型の魚を釣り人が回収日に朝から釣ってくる茨城県主催の催しです。
釣れた魚は2箇所の拠点に持ち込まれ、回収車に運んでもらい、乾燥・加工されて魚粉や肥料になるリサイクルをしています。魚を持ってきた釣り人はナマズバーガー券や佃煮など、地元の返礼品が渡されます。
釣りができて、霞ヶ浦で釣ってこられた方々の魚の判別ができる逆川こどもエコクラブの事務局から3人が毎月、回収受付と引き渡しに出向いています。
回収日に合わせて、サポーターの釣り師とクラブメンバーは朝からお昼まで、事務局テント前の霞ヶ浦でチャレンジ。
その結果、11kgのアメリカナマズをGETしました。
たくさん釣れたので、ナマズバーガー券やエビのつくだ煮などの返礼品もいただけました。そして、釣魚を持参いただいた方の外来魚合計は121Kgにも及びました。
夕方からは千波湖の市民イベント「川床」で、前日かけた罠を引き上げる学習会を開催。
アメリカナマズ2匹、ブルーギル2匹、タモロコとモツゴが約500匹採取できました。
「川床」まつりはクラフトの出店も多く並んでいます。
前日にしかけた罠を、夕方6時に引き上げて、入っている魚やエビ類を観察しました。
ここでも、アメリカナマズの幼魚が2匹入り、千波湖でアメリカナマズが繁殖していることもわかりました。その他、タモロコやモツゴといった在来種も大漁となり、周りの人たちも驚いた様子でした。
千波湖はクラブメンバーなど子供たちがビオトープを湖岸の10%の幅で作ってきましたので在来種の逃げ場もあって、上手くバランスがとれている感じがしました。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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