活動レポート

活動レポート

外来魚の回収&釣り

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2024年09月14日

実施場所:

霞ケ浦

参加メンバー&サポーター数:

27人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:つくる責任つかう責任
  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

霞ケ浦外来魚回収を日中に、夕方からは千波湖で「川床イベント」の一環として生き物採取学習を行いました。
主に外来種を回収するこの事業は霞ケ浦水系に生息が著しいアメリカナマズやダントウボウなど大型の魚を釣り人が回収日に朝から釣ってくる茨城県主催の催しです。
釣れた魚は2箇所の拠点に持ち込まれ、回収車に運んでもらい、乾燥・加工されて魚粉や肥料になるリサイクルをしています。魚を持ってきた釣り人はナマズバーガー券や佃煮など、地元の返礼品が渡されます。
釣りができて、霞ヶ浦で釣ってこられた方々の魚の判別ができる逆川こどもエコクラブの事務局から3人が毎月、回収受付と引き渡しに出向いています。

参加者のようす

回収日に合わせて、サポーターの釣り師とクラブメンバーは朝からお昼まで、事務局テント前の霞ヶ浦でチャレンジ。
その結果、11kgのアメリカナマズをGETしました。
たくさん釣れたので、ナマズバーガー券やエビのつくだ煮などの返礼品もいただけました。そして、釣魚を持参いただいた方の外来魚合計は121Kgにも及びました。
夕方からは千波湖の市民イベント「川床」で、前日かけた罠を引き上げる学習会を開催。
アメリカナマズ2匹、ブルーギル2匹、タモロコとモツゴが約500匹採取できました。

感想・気づいたこと・考えたこと

「川床」まつりはクラフトの出店も多く並んでいます。
前日にしかけた罠を、夕方6時に引き上げて、入っている魚やエビ類を観察しました。
ここでも、アメリカナマズの幼魚が2匹入り、千波湖でアメリカナマズが繁殖していることもわかりました。その他、タモロコやモツゴといった在来種も大漁となり、周りの人たちも驚いた様子でした。
千波湖はクラブメンバーなど子供たちがビオトープを湖岸の10%の幅で作ってきましたので在来種の逃げ場もあって、上手くバランスがとれている感じがしました。

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。外来魚のくじょは釣り上げるしかないのが現状ですので、このようなイベントで啓発拡大(けいはつかくだい)することが大事ですね。今回はみなさんだけでも11㎏ものアメリカナマズをくじょできたわけですが、報告にもありますが千波湖でアメリカナマズが大量繁殖(たいりょうはんしょく)していることも考えられます。今後の活動課題にして、千波湖のあるべき姿にしてみんなで考えてみてはどうでしょうか。報告にある「ビオトープを湖岸の10%の幅で作ってきましたので在来種の逃げ場もあって、上手くバランスがとれている感じ」というのに興味をもちました。具体的にどのようなビオトープであり、何のバランスがとれているのかを教えてもらえると、他のエコクラブの参考にもなると思います!では、次回の報告も楽しみにしていますよ^^
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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