活動レポート

活動レポート

涸沼流入河川 若宮川の生き物観察

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2024年09月07日

実施場所:

涸沼自然公園

参加メンバー&サポーター数:

53人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:パートナーシップで目標を達成しよう

活動内容

ラムサール登録湿地の涸沼へ流入する若宮川の生き物観察会を開催しました。
逆川こどもエコクラブのサポーターとメンバーの多くは、涸沼の魅力を発信することができる知識と釣りや昆虫採集、野鳥観察の案内をする技量を得るため「涸沼ラムサールネイチャーガイド」の養成講座を経て、ガイド認定を受けています。

参加者のようす

涸沼ネイチャーガイドのスキルを維持することも踏まえ行った学習会では、はじめて参加した親子に魚の取り方やエビ・カニの採集方法をレクチャーしながら楽しく活動することができました。
若宮川は全長7kmほどの小川で、湧き水と雨水で成り立っていることから水質が良好で、県内有数の生物多様性を誇る川です。そこへ、涸沼からも遡上してくるハゼやスズキ、夏にはアユ、秋にはサケの遡上もみられます。

感想・気づいたこと・考えたこと

ガイドの子供達は大活躍。種類豊富に生き物をあっという間に採集しました。サポーターも観察の準備に大忙し。最後は参加者全員で採集した生き物を観察して川に戻しました。
今回のターゲットはウナギを目標としていましたが、ウナギは採集できなかった代わりに、数年ぶりに、水がきれいな場所にしかいないシマドジョウが確認されました。

その他

確認種:コイ、ゲンゴロウブナ、ギンブナ、ウキゴリ、ヨシノボリ、ヌマチチブ、モツゴ、タモロコ、ウグイ、オイカワ、ドジョウ、シマドジョウ、カワムツ、ブルーギル、タイリクバラタナゴ、ヤリタナゴ、メダカ、カダヤシ、スジエビ、テナガエビ、ヌマエビ、モクズガニ、クロベンケイガニ、ミズカマキリ、タイコウチ、ガムシ

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう!
今回もたくさんの生きものを捕獲(ほかく)して観察(かんさつ)することができましたね。メンバーの多くが「涸沼(ひぬま)ラムサールネイチャーガイド」として活躍(かつやく)していてとてもすばらしいです。これまでの活動を通じた経験(けいけん)に専門的な知識(ちしき)もプラスして、ますます活動が輝(かがや)いていますね!!自分自身が分かっていても、それを他の人に分かりやすく伝えたり教えたりすることは、とてもむずかしいことです。
ガイドの経験(けいけん)をたくさん積(つ)むことによって、話す力もレベルアップしていきますよ。ぜひ、サポーターさんや話がうまいメンバーの話術(わじゅつ)などをマスターして、涸沼(ひぬま)の魅力(みりょく)をたくさんの人に発信(はっしん)してくださいね。
これからもみなさんの活動を応援(おうえん)しています。(^^)/
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

64 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧