活動レポート

活動レポート

明石川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年08月24日

実施場所:

神戸市 明石川用水路

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

アクアリウムの高校生のFTくんが「家の前の用水路にタモロコやカマツカがたくさんいるから調査においで」と前から言ってくれていたので、みんなで初めての用水路に調査に行きました。用水路に着くまでは半信半疑で自転車で向かいながら「もしいなかったら明石川中流で調査をしよう」と話していたけど、現場の用水路に着いたらミナミメダカやタモロコの群れがたくさんいて、砂底にはカマツカもいて、みんなのテンションが上がりました。

参加者のようす

用水路は色々な方向にのびていて、場所を変えながら調査をしました。用水路は住宅地の中にあって、用水路は家の軒先や庭先のすぐ近くにありました。1時間30分で、ミナミメダカの未成魚~成魚約50匹、ドジョウの幼魚~成魚15匹、タモロコの幼魚~成魚3匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約200匹、アメリカザリガニの成体5匹、テナガエビの未成体1匹、モクズガニの未成体2匹、シオカラトンボの幼虫1匹が捕れました。アメリカザリガニは、玉津第一小学校で飼っているオオクチバスとニホンウナギの餌に持ち帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

タモロコやカマツカが素早くて、タモロコは3匹、カマツカは1匹も捕れなかったけど、用水路にミナミメダカは1000匹位、タモロコは100匹位、カマツカは4~5匹いました。水底は少し泥を含んだ砂底で、流れの早い所と緩やかな所があり、護岸はコンクリートの所と土のうを積んでいるだけの所もあって、生き物たちにはとても住みやすい環境だと思いました。自転車で下流に行っている途中の近くに、こんなにいい用水路があるとは思いませんでした。これからも調査したいと思いました。

その他

報告担当:IK(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。今回はいつもの明石川やその支流ではなく用水路の調査ですね。写真を見ると、比較的古くてそれほど幅は広くない用水路で、水の流れは速そうですね。なので、報告にもあるように、私も生物がたくさんいるとは思われませんでした。ただ、実際に調査してみるとタモロコやミナミメダカなど多くの種類と数を確認することができたのですね!今回はその理由を考察している点がすばらしいなと感じました。さらに、用水路の取水口(しゅすいこう)や出水口(しゅっすいこう)がどこになるのか、その川の様子や生物の様子を調べて関連づけれらるとよいと思いました。ただ、暑さが続くと思いますので、調査は熱中症には十分気をつけて行ってください。野外での活動ではけがにも気を付けてくださいね!では、次回の報告も楽しみにしています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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