活動レポート

活動レポート

ゲンジボタル産卵確認

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2024年06月12日

実施場所:

水戸市逆川緑地

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう
  • SDGs:パートナーシップで目標を達成しよう

活動内容

6月1日に逆川緑地でホタル保全活動を行った湧き水が流れる水路の水際線では、その翌日からゲンジボタルの雌が次々と産卵していることが確認されました。
この他、千波湖・偕楽園公園周辺の水際除草を行った水際でも同じく、産卵する様子が確認されました。
これで、来年も多くのホタルが飛び交うことと思います。

参加者のようす

千波湖周辺に再生しているゲンジボタルはほぼ、4月中に蛹となり、5月20日前には成虫が発生していきます。面積が広い(川が長い)発生個所は様々な条件の違いがあるため6月10日頃までダラダラと発生しますが、逆川緑地のホタル再生地は川幅約40cm、長さが50m程度で湧き水から流れ出した水温も一定に流れていくことから、5月25日前後が蛹から成虫として飛び出してくるピークとなります。

感想・気づいたこと・考えたこと

そのため、6月初旬は幼虫が水路にいないこと、蛹が畔にいないことから、水路内と水際の整備を行うベストタイミングとなります。
クラブメンバーが行う作業は「雌が卵を産むためのコケ出し」となります。
成虫になった雌は、水際近くの草や低層木にとまって過ごし、最後の産卵は水際のコケに産み付けます。
逆川緑地のホタル再生地の水路はこの時期、水際の雑草が生えてきて、コケが覆われてしまいます。
このため、クラブメンバーは水際のコケの存在を確認し、コケを覆っている草を抜き取ります。
このようにすることで、メスがコケに定着し、次々にコケに産卵する姿が日々見られます。

その他

同じく、1か月遅れてヘイケボタルも発生してきますので、同じようにコケが雑草に覆われないように、こちらはサポーターが手入れをしておきます。

逆川こどもエコクラブのみなさん、今年もゲンジボタルの産卵が見られてよかったですね! みなさんが、水路のまわりの環境を手入れしているので、ホタルがよろこんで卵を産んでくれたのでしょう。ホタルの生息地保全は、逆川こどもエコクラブが生まれたころからずっと続いている活動の一つですね。そろそろ20年をむかえるのだと思います。来年は、ホタルがたくさん飛んでお祝いをしてくれるかもしれませんね!
これからも、活動を続けてレポートを送ってくださいね。楽しみに待ってます!
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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