活動レポート

活動レポート

外来種捕獲学習会

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2024年06月09日

実施場所:

水戸市千波湖

参加メンバー&サポーター数:

72人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:気候変動に具体的な対策を
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

6月9日 千波湖環境学習会の最後は「外来種捕獲プロジェクト」です。
多くのクラブメンバーとサポーターの他に多くの親子連れの皆様方に参加いただき、総勢160人で前日仕掛けた罠(わな)や延縄(はえなわ)を引き上げました。

参加者のようす

延縄(はえなわ)はクラブユースが春休みに作っていってくれた長さ55m、針の大きさは20号(大人の親指の幅くらい)、本数は2m間隔で25本、餌はイカとイワシです。
当日集まってきてくれる子供たちに、千波湖に入ってしまっている外来種をしっかり見て、現状を知ってもらいたいので、サポーターと水戸に住むクラブユースの応援でしかけました。
この他、大型のかご罠も20個、沈めました。

感想・気づいたこと・考えたこと

学習会の当日、引き上げてみると、延縄には、アメリカナマズが3本、見事にかかっていました。
大きなもので40cmはありました。
かご罠には二ホンウナギ、テナガエビ、モツゴ、モクズガニなどの在来種のみでした。
会場となるデッキから延縄を引き上げた子供たちはアメリカナマズの捕獲によってガッツポーズのパニック。6月最初に行われる2日間の環境月間の学習会(ホタル、ビオトープ、昆虫、外来種)は今年も天候に恵まれてにぎわいました。

その他

採取したアメリカナマズは外来生物法に沿って、現場で締めた個体を参加者が持ち帰り美味しくいただきました。

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう!
「お、お、大物!」40cmを超えるアメリカナマズ!ふっくらとした体をみると、さぞかしおいしいものをたくさん食べてきたのでしょうね。そのように考えてしまうと悲しくなりますが、かご罠(わな)の方は、在来種だけだったようなので、外来種が千波湖の在来種を食べつくしたわけではないようですね。これもひとえに、みなさんの長年の活動によって、在来種が守られているからなのでしょうね。これからもたくさんの生きものを守っていってください。次の活動レポートも楽しみにしています!
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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