活動レポート

活動レポート

宝石とうもろこしの種まきと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年05月19日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

駆除をしたアカミミガメの肥料が入った土を運んでナーセリーで畑を作って、アクアリウムが毎年種をとって育てている宝石とうもろこしの種をまきました。土を運ぶのがめっちゃ重たくて腰が大変でした。宝石とうもろこしは、ポップコーン用のとうもろこしでポップコーンにして食べるととてもおいしいです。そのあと、近くの明石川で明石川中流調査を1時間しました。

参加者のようす

コイの幼魚約20匹、ナマズの幼魚5匹、ギギの未成魚2匹、オオクチバスの幼魚2匹、アカミミガメの幼体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約400匹、スジエビの未成体~成体7匹、テナガエビの未成体~成体6匹、ヒラテテナガエビの未成体~成体2匹、アメリカザリガニの幼体2匹、モクズガニの幼体~未成体5匹、コオイムシの成虫5匹、ヒメガムシの成虫1匹、ハグロトンボの幼虫約70匹、ブユの1種の幼虫約10匹、シロハラコカゲロウの幼虫約20匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫3匹がとれました。オオクチバスとアカミミガメとアメリカザリガニは、えさや肥料にするために駆除をして持って帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

増水したあと水が引いた溜まりには、コイの幼魚やヌマエビやコオイムシ、ヒメガムシ、ハグロトンボの幼虫などたくさんの生き物がいました。ガサガサすると、すぐににごったけど深かったです。初めて参加した新入会のメンバーもアクアシューズをはいて、ぎりぎりの深さまで入って調査をがんばっていました。許可をもらって学校で飼っているオオクチバスは、えさをあげる時なんかはこわい感じがするけど、今日とれた今年生まれた小さな幼魚は同じオオクチバスでもとてもかわいく感じました。それから「アメジスト?!」というくらい紫色の透明できれいな石が河原に何個もありました。鉱石にくわしいサポーターのKRくんがいたらきっと喜ぶし鑑定してもらえるのにと思いました。

その他

報告担当:OY(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。宝石とうもろこしの種をまきや明石川中流の生き物を調査したようすを報告してくれてありがとう。報告担当:OYさん、おつかれさまでした。
もともと罪(つみ)のない外来種を駆除(くじょ)して、有効に利用している活動はすばらしいね。自然のつながりを大切に考えています。今年も、おいしいポップコーンが食べられるといいね。楽しみです。トウモロコシが成長して、収穫(しゅうかく)できるまでやさしく見守っていてください。紫色の透明できれいな石を河原で見つけたのですね。生物だけではなく、身の回りの自然をよく観察しているのだね。とてもすばらしいことです。これからも、たくさんの気づきを知らせてください。楽しみに待っています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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