逆川こどもエコクラブ (茨城県)
クラブメンバーが楽しみにしていた全国フェスティバルが開催されました。
本年度の逆川こどもエコクラブの活動は春先に行われた磯の生き物を皮切りに、ホタル再生活動、千波湖ビオトープ、SDGsフォーラム、涸沼ラムサール学習会、カーボンニュートラルフォーラム、水戸市環境フェア、エコプロ、脱炭素チャレンジカップ、温暖化防止活動推進員講演会、千波湖学習会、生き物レスキュー隊など年間を通じて35の催しが行われました。
1年間活動を支えてきたクラブメンバーの中から壁新聞を作成した代表9人と保護者、2人のユース、事務局合わせて25人が全国フェスティバルに参加しました。
オープニングセレモニーでは、全国から集まったこどもエコクラブ団体と交流、出展ブースをされます企業さんの紹介などが行われました。
9人のうち、はじめて参加した6人のクラブメンバーは全国フェスティバルがどのように行われてきたのか興味深く集中して視聴していました。
セレモニー終了後、エコ活セッションとしていよいよ壁新聞の発表時間となりました。本年度、代表となった壁新聞は「プラゴミを減らそう」です。壁新聞の内容は5年生のメンバーが1か月間、家庭から出されるプラゴミを詳細な測定器を使って計量。その後の1か月に減らすために試みた計測結果を示したものです。
1か月間に1番出たのは食品トレー2,424グラム、コーヒーなど飲み物の包装袋が419グラムで食品から出るプラが最も多いことがわかりました。そして、その内訳は、肉類、魚介類、大豆、野菜、そして、毎日食べる水戸の名物、納豆パックでした。
結果を受けて取り組んだことは
・肉類はお肉屋さんで、はかり売りで買って、紙で包んでもらいました。
・水戸納豆は「紙包装」のものを買いました。
・ドリップコーヒーも個別の包装ではないものにしました。
ダイエット大作戦の結果、家のプラゴミは約15%減って2,855グラムになりました。みんなで活動すれば、日本全体で170万トンから144万トンになります。像の重さで約52,000頭分を減らせることになります。
家庭でプラスチックを増やさない工夫をしていくには、買う時からはじまることになります。最近は、プラに変わる紙の包装袋も発表されていて、このような商品がもっと広がることを願っています。地球のために変わらなければ何も変わらないです。みんな、工夫してプラスチックを減らしましょう。全国フェスティバルで出会った皆さん、分かりやすく説明いただいた出展ブースの担当の方に御礼申し上げます。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)