逆川こどもエコクラブ (茨城県)
涸沼ラムサールガイドに任命されているメンバーを対象に、年に1回の「ガイドフォローアップ講座」が開催されました。
先生はクラブユースの穂積先生と、代表が講師を務めました。
ユースラムサールジャパンのメンバーとなって全国の拠点でPR動画を作成している穂積先生たちが作成した他の登録湿地の動画を視聴。
ラムサール登録地の魅力は、自然だけでなく地域の地産地消、観光とのかかわりなどを伝えることが重要であることを学びました。
続いて、涸沼ラムサールガイドマスターとして登録されている逆川こどもエコクラブの代表がワークショップを開催しました。
テーマは、今後、指導員となって案内することになった場合を想定したPR壁新聞づくりです。
くじ引きで鳥、魚、昆虫、植物グループに分かれ、グループ討議を行い、PR新聞を完成させました。
約45分で、各グループごとにPRしたい涸沼も魅力を書き終え、紹介タイムとなりました。
鳥のグループは水鳥や猛禽類を紹介。野鳥が棲める豊かな環境を守ることを伝えました。
魚のグループは、涸沼にすむウナギやスズキなどの汽水域の魚を紹介するとともに、アメリカナマズなど外来種にも注意喚起を促しました。
昆虫グループは1971年7月に発見された新種「ヒヌマイトトンボ」を紹介。天敵やヨシ原を守ることが大切と述べました。
植物グループは、生き物の宝庫は植物からであると力説。昔は水草もたくさん見られた涸沼でしたが近年はなくなってしまったことへも言及。豊かな自然を守るために皆で力を合わせていくことを伝えました。
本日出席のガイドは秋にオープンのラムサールネイチャーセンターの指導員として活動することになりました。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)