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学校のシンボルツリーの観察会　とれーにんぐ実施

いわき市立高坂小学校SDGs隊 (福島県)

活動日：

2023年11月30日

実施場所：

福島県いわき市立高坂小学校

参加メンバー＆サポーター数：

30人

活動の分野：

葉・樹木
分野その他

SDGs：

活動内容

高坂小学校の校庭脇には古墳時代後期に造られたと言われる古墳があります。その上には樹齢６００～７００年と言われる大きなかやの木があります。この日、その大きさを実感すべく、古墳にのぼって見上げたり、校舎４階に上がって高さを実感したりしました。子どもたちが総合的な学習の時間で学んでいる国宝白水阿弥陀堂は約９００年前に創建されたということは知っていましたが、身近な歴史と、７００年あまりもこの地域に根付いてきたかやの木の見てきたものを子どもたちなりに考えることができました。

参加者のようす

かやの木や古墳は、身近にありながら根元まで近づくことはありませんでした。しかし、このとれーにんぐを契機に中世から命が続く巨木を五感を通して感じ取ることができていたようです。

感想・気づいたこと・考えたこと

まだ１１年しか生きていない５年生ですが、２０００年前の大賀ハス、１４００年前の古墳、９００年前の白水阿弥陀堂、そして７００年前のかやの木…と、時空のスケールの広がりを子どもたちなりに実感することができていました。身近に歴史を感じるものがある幸せを感じていました。

その他

今年春には白水阿弥陀堂「ハス再生プロジェクト」で、浄土庭園のハス再生のため、全校生で育ててきた種蓮根を植え付けることになっていますが、長い時間のスケールの中、自分たちの取り組みの位置を感じ取る契機になりました。

: いわき市立高坂小学校SDGs隊のみなさん、こんにちは。エコロジカルとれーにんぐ「長生きの木をさがそう」に取り組んでくれてありがとうございます！
白水阿弥陀堂は900年ちかく前に建立された国宝で、みなさんのまちにはすごい文化財があっていいなあと思っていたのですが、さらに小学校のすぐそばには1400年前の古墳があるとのことでおどろきました。そして、その古墳の上に樹齢700年ほどのカヤの木が生えているのですか。レポートの写真を見ると、ずいぶん大きな木でこちらもびっくりです。みなさんはふだんからいろいろなものをとおして歴史が感じられるわけですね。
みなさんは白水阿弥陀堂の浄土庭園でハスの再生のためがんばっているそうですね。春には育てた種蓮根を植えるそうですが、これも2000年以上前のタネから発芽したという大賀ハスでしょうか。庭園の池ですくすく大きくそだつよう願っています。
みなさんの活動は、遠いむかしから受けつがれたものを未来につないでいくことで、これも長い歴史の中のひとつのできごとだと思います。ぜひこれからもレポートでようすをおしえてください。楽しみに待っています＾＾