活動レポート

活動レポート

「希望の池」の水辺調査【とれーにんぐ実施】

いわき市立高坂小学校SDGs隊 (福島県)

活動日:

2023年07月19日

実施場所:

いわき市立高坂小学校

参加メンバー&サポーター数:

62人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう
  • SDGs:パートナーシップで目標を達成しよう

活動内容

 高坂小学校では「希望の池」があり、令和元年5月、白水阿弥陀堂の住職からいただいたハスの種子を発芽させ、この池で大切に育ててきました。当初は池のメダカの生育環境を守っていく目的でしたが、庭園のハスが外来動物の食害により壊滅的状態になっていることに気付き、種レンコンの増殖に取り組む大きな目標ができました。現在、株分けしたものを「ミニ希望の池(タライ)」15個でも育てています(全学級で栽培中)。この日は池の水辺調査に取り組み、開花後に実になったもの1つ、開花中の花4つ、その他、大小様々な蕾は20あまりあることが分かりました。長靴を履いて池に入った子どもも…。メダカも元気に育ち、トンボも飛び交っていました。ヤゴの抜け殻も発見できました。ハスの生長により、生き物たちにとって豊かな水辺となっており、以前はカワセミが訪れたことがあるそうです。「希望の池」の水辺調査後、ロータス効果を確認するため、顕微鏡でハスの葉やヨーグルトの蓋を観察しました。なぜ水玉が転がるのか、微細な毛のような存在と空気の層を確認し、ハスの不思議と生活に応用されている技術とのつながりも実感できました。

参加者のようす

 「希望の池」をいろいろな角度から観察すること以外にも、双眼実体顕微鏡を活用することで微細な特徴まで詳しく見ることができました。ハスと似た特徴を持った植物や工業製品にも興味が湧いてきたようでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

 中干ししたペットボトル稲を「希望の池」に入れたことで夏場の水管理も安心できました。ハスや稲、睡蓮などの水生植物や、その周りの水生生物との関わり合いに関心が湧いたようです。今回の“とれーにんぐ”でいろいろな見方を身に付けたので、2学期からの観察に役立てていきたいです。

その他

 ハスの葉やヨーグルトの蓋をこすり付けると水を弾く効果がなくなってしまうことにも驚いていました。

いわき市立高坂小学校SDGs隊のみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう!
ハスの葉の上を水玉が転がるようすは、いつまでも見ていられるぐらい本当にふしぎですよね。
今回のハスの葉の原理(げんり)がヨーグルトの蓋(ふた)に活かされたり、生きものの特徴(とくちょう)が、みんなの暮らしに役立っている物がたくさんあります。いろんなものを観察(かんさつ)することによって、それらの特徴(とくちょう)を発見する観察眼(かんさつがん)が身につきます。その発見が、もしかすると世界を変える大発見になるかもしれません。みなさんの「大発見!」これからも楽しみにしています。(^^)
エコまる
いわき市立高坂小学校SDGs隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名いわき市立高坂小学校SDGs隊
  • 所在地福島県
  • クラブの種類学校の学年

クラブ写真

卒業生が残してくれた「虹色スマイルプロジェクト」(「ハス再生プロジェクト」「ハスの花咲く内郷・常磐プロジェクト」)のバトンを継承・発展していきます。ECO発の社会参画的な学びを子ども自身が主体的に創り上げていきます。

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