もとぶ元気村エコクラブ (沖縄県)
1、自己紹介・親睦ゲームを行う。
2、馬のところに行き、馬と、テーマである馬のフンについての説明。
3、肥料の作り方、紙の作り方説明後、紙を実際に作る。
中学生の子をサブリーダー(当日のスタッフ側の補助)とし、スタッフと一緒にゲームの手本を見せたり、恥ずかしがって動けない子供に対して声掛けなどを行ってもらった。親睦ゲーム(今回はじゃんけん電車という音楽に合わせて動き回り、音楽が止まった時に目の前にいる人とじゃんけんをして、負けた人は勝った人の肩を掴み、曲が始まるとまた動き回って一列になるまでを繰り返すゲームを行った)の初め、緊張してなかなか動きを見せなかった子供たちも、ゲームが進むにつれ少しずつ周りの友達と仲良くなっていく様子が見受けられた。列が一列に繋がった時、列の一番前にいた人が一番後ろの人の肩を掴み、何周かその場で回ることを行ったが、皆同様にはしゃいで楽しそうに感じた。
実際に馬のフン(殺菌消毒済み)で紙を作った時、初めは馬のフンを触るのも躊躇っていた子供たちであったが、一枚完成する度に物作りの楽しさを感じたのか、次第にフンを触る事にも慣れ、紙作りをみな同様に楽しんでいた。
24年度のエコクラブ実施テーマは「知ろう!触れよう!身近な自然」とし、ゲームやインターネットが発達し、外で遊ばなくなった子供たちにやんばるの自然を守る事の大切さを知ってもらい、自然と楽しく遊べる方法を学んで、自然での遊び、自然の物からの物作りを通じ、身近な自然を感じ楽しみ、美しいやんばるの自然いついて考える場を提供することを目標としているが、今回は与那国馬という沖縄の馬について、その馬が数が少なくなってきているということについて知ってもらう事もでき、さらにその馬のフンで実際に自分たちが使うことができる紙に生まれ変わるということを実際に作ることで実感してもらえたような気がする。売られているものだけを使うのではなく、自然の恩恵を肌で感じて貰え、その自然について考える場を提供できたと思う。
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
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