竹の子エコクラブ (埼玉県)
ひざくらいまでの深さの柳瀬川へ入り、岸辺に沿って歩きながら、草が生えているところや川の中の水草の生えているところにタモ網を突っ込んで魚捕りをしました。通称ガサガサ。網を突っ込んでから上から足で踏むやり方も。捕った魚や生き物を観察出来る容器に入れ、生き物に詳しいエコシティ志木の川の先生に解説してもらいました。この日に捕れたものは、ヌマチチブ、シマドジョウ、ウキゴリ、メダカ、カダヤシ、スジエビ、ヤゴ3種コオニヤンマ、サナエトンボ、ハグロトンボ。例年より種類も数も少なかった
コロナだけではなく、増水や季節外れの水温の低さなどで実施できず、4年ぶりの活動なので、初めてのメンバー、サポーターも多く、酷暑なのにテンションかなり上がってました。久しぶりなので、欲張らずに短時間で、タモ網でのガサガサだけにしましたが、かなり満足したようでした。川に入れて気持ちが良かったと言ってました。
毎年続けてきた活動が数年やれず、今回、種類も数もかなり減っていることが分かったのも一つの成果だと思います。柳瀬川でも氾濫して近隣の住宅に被害が出たこともあります。堆積していた土を削る護岸工事が頻繁に行われているのも大きな要因でしょう。人間にとって安全なことと魚や虫、鳥などの住みやすい川の共生も大切なことです。柳瀬川に入った子どもの感想は、川の色は少し汚い。魚はヌルヌルしてつかみづらい。川の先生から聞いた特定外来種の話はとても驚いたようです。どれも体験したからこそ感じられることで、やれて良かった。
竹の子エコクラブ(埼玉県)
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