環境未来館こどもエコクラブ (栃木県)
栗拾いとザリガニ釣りを体験し、初秋の自然を楽しみながら、生物多様性や保全活動について学びました。今年7月のザリガニ釣りの活動に続き、今回もグリーントラストうつのみやの「鶴田沼の自然を育てる会」にご指導いただきました。
栗林では栽培品種の大粒の栗がたくさん実っていて、イガが見渡すかぎり一面に落ちていました。メンバーたちから歓声が上がり、各自持参した袋やかごに栗をどんどん詰め込んでいきました。慣れたメンバーは両足で栗のイガを押さえて、素手で栗を上手に取り出していました。約1時間、栗を拾いながら虫や鳥やキノコにも目をとめ、秋の林を楽しみました。
後半のザリガニ釣りでは、釣り場の水かさがいつもよりかなり多かったため、ザリガニの姿をとらえるのは難しく、雨も降ってきたので早めに終了しました。全員で58匹を釣ることができましたが、物足りなく感じたメンバーもいたようでした。
今回は銀バッジのメンバーもいて、荷物を運んだり、メンバーの誘導をしたりと、積極的にお手伝いをしてくれました。
栗を入れる袋は、昨年度までは全員に同じ大きさのポリ袋を配っていましたが、プラ削減等の理由により、手提げ袋持参としました。大きさがいろいろでしたが、「好きなだけ拾っていいよ」と言われたこともあり、それぞれ満足できる量を持ち帰り、不公平感はなかったようでよかったです。
7月のザリガニ釣りでは149匹釣れたため、今回は少なく感じたメンバーもいたようですが、楽しみながら自分でできることとして自然を守る活動に関われたことは、意義ある体験になったと思います。
「鶴田沼の自然を育てる会」の皆様には今回もお世話になり、ありがとうございました。
ザリガニはすべてスタッフが持ち帰り、冷凍による殺処分としました。
環境未来館こどもエコクラブ(栃木県)
環境未来館こどもエコクラブ(栃木県)
環境未来館こどもエコクラブ(栃木県)
環境未来館こどもエコクラブ(栃木県)