玉一アクアリウム (兵庫県)
加古川水系の小川と曇川で調査をしました。小川で3時間調査をして、フナ類の幼魚145匹、チュウガタスジシマドジョウの未成魚~成魚15匹、ヌマムツの幼魚~成魚7匹、オイカワの幼魚~未成魚4匹、ナマズの成魚4匹、タイリクバラタナゴの未成魚~成魚3匹、カマツカの未成魚~成魚2匹、モツゴの幼魚2匹、ミナミメダカの成魚2匹、ゴクラクハゼの幼魚~未成魚2匹、シマヒレヨシノボリの幼魚~未成魚2匹、コイの成魚1匹、コウライモロコの未成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、アカミミガメの未成体~成体16匹、クサガメの未成体~成体2匹、スジエビの成体2匹が捕れました。その後、曇川で2時間調査をして、コイの成魚26匹、ナマズの未成魚~成魚9匹、ニホンウナギの成魚1匹、オイカワの未成魚1匹、ミナミメダカの成魚1匹、モツゴの幼魚1匹、アカミミガメの成体1匹、スジエビの未成体~成体約30匹が捕れました。大きなパイプの中にニホンウナギの成魚がいました。加古川水系のタイリクバラタナゴ、ブルーギル、アカミミガメは駆除のために持ち帰り、他はリリースしました。
小川はアクアリウムの活動では初めて行く場所の加古川水系の調査で、大きな用水路のような川だったので想像していた川と違って少し落胆している小学生メンバーもいましたが調査を始めると沢山の生き物を捕まえられて興奮していました。曇川ではコイやナマズの成魚が沢山泳いでいたのでメンバーはそれを捕まえるのに必死になっていました。調査の途中に羽を怪我して弱っていたマガモの雄がいたのでみんなで観察しました。午前中に行った小川の調査の途中に早退したメンバーが居たのでそのメンバーも一緒に曇川の調査が出来たら良かったのにと心残りに思っていました。
小川は3面コンクリートの小さな川で、底にはヘドロが堆積していたのにヌマムツやフナ、希少種のチュウガタスジシマドジョウなど沢山の生き物が生息していたので驚きました。外来種はアカミミガメの大きな成体が沢山いたので駆除することが出来て良かったです。曇川の調査ではコイやナマズの成魚が沢山捕まえられた代わりにオイカワなどの小魚は殆ど捕れなかったので増えすぎたコイやナマズに食べられて小さな生き物は殆ど居なくなっているのかなと思いました。明石川水系でもコイの個体数は多いので曇川のようにオイカワ等が食べ尽くされたりしないように駆除を続けないといけないなと思いました。
報告担当:NA(高3サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)