逆川こどもエコクラブ (茨城県)
本年度最後となるホタルネットワークmito秋の活動が行われました。
AMは逆川湧水で草刈りと水路の整備。その後に逆川に入って生き物観察と外来種で生息しているグッピーを探しました。
逆川緑地でのホタル再生活動は今年で17年目、水戸市内ほぼ中心部の偕楽園千波湖公園区域内にホタルが再生したのは2006年のことです。2005年、水戸黄門様が千波湖周辺の水田地帯でホタルを鑑賞していたという記録が残されている箇所のホタル生息地の雑草地化が進み、発生が僅かとなってしまったことから、2005年に逆川緑地に移植したのがはじまりです。最初は数人の子供たちでホタルが棲みやすい環境をつくって、発生を促していましたが、クラブサポーターやメンバーが年々増えて再生地も拡大し、ホタルも増えていきました。
2014年からはホタルネットワークmitoを結成。千波湖を囲む休耕田の管理者である水戸市や学校とともに市民協働で里山環境を整備してホタルの卵を分配。2016年には、約5キロ圏内の東西南北の湿地帯でホタルが半世紀ぶりに再生したのです。
クラブでは、大人から子供まで、鎌を持って作業ができる活動を継続して行っています。
来年も多くのホタルが飛び交う環境が整いました。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)