活動レポート

活動レポート

ひょうたん池の自然を守れ

環境未来館こどもエコクラブ (栃木県)

活動日:

2022年07月02日

実施場所:

鶴田沼緑地

参加メンバー&サポーター数:

33人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

 鶴田沼は江戸時代に農業用のため池としてつくられ,地元では「ひょうたん池」と呼ばれています。市街地を取り囲む環状道路に隣接していますが,東京ドーム6個ほどの面積の緑地が広がり,貧栄養湿原として貴重な生きものが生息しています。
 「鶴田沼の自然を育てる会」にご指導をお願いし,アメリカザリガニ等の外来種を駆除する意義や,市の天然記念物であるハッチョウトンボなどのお話を聞き,生きもの探しをしながらザリガニ釣りをしました。

参加者のようす

 初めて鶴田沼を訪れた参加者からは,「街の中にこんな自然があったんだ」と感嘆の声が聞かれました。講師のお話の時は,メンバーが積極的に前に集まって,貴重な生きものを守る活動について真剣に聞いていました。
 沼では猛暑の影響か水が少なく,最初はザリガニがあまり見つかりませんでしたが,釣り糸を垂らすと泥の中から餌をつかんできて,次々と釣ることができました。夢中になって転んでしまい,お尻が泥だらけになるメンバー,そして怒るお母さんも少なからずでしたが,みんなで合わせて126匹も捕れて,満足のいく釣果となりました。
 ザリガニは一人一匹持ち帰り可とし,なるべく安楽死できる殺処分方法と標本作りを紹介しました。飼う場合は責任を持って最期までお世話することを確認しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

 何もいなそうな泥の中からザリガニが現れる様子を見て,ザリガニの強さを感じました。ハッチョウトンボは今回は見られませんでしたが,目撃情報があるので,期待してまた探してみたいです。
 持ち帰ったザリガニで標本を作り,夏休みの自由研究に活用したメンバーもいたとのこと,学びを深められたことと思います。
 おうちの人が泥だらけを叱りながらも洗ってくれたことが,いつかよい思い出になりますように。

環境未来館こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。
身近にありながら知らないことや場所というのは意外と多いものです。今回は鶴田沼を通して、その意味や意義、そして現状から自然を守るということを学び、実行することができたと言えますね!こうしたつながりや関係は一度で理解するのはむずかしいと思いますので、様々な活動の中でいつも意識していくようにするとよいでしょう。
夏休み前の活動だったので、報告にもあるように「活用したり深めたり」できたのはよかったですね。こうした広がりをメンバーの中でシェアする時間をとって交流するとさらによいと思いますよ。これからも知ってアクションにつなげていってくださいね。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
環境未来館こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名環境未来館こどもエコクラブ
  • 所在地栃木県
  • クラブの種類自治体の募集

クラブ写真

毎年公募で集まったメンバーとその家族合わせて200~300名が在籍するクラブです。企画運営は宇都宮市環境学習センターが行い、年間20回ほど、自然観察や工作などを楽しみながら環境学習につながる活動をしています。内容により、いろいろな分野の先生にご指導いただいています。

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