環境未来館こどもエコクラブ (栃木県)
「森や林にはどんな生きものがいますか?」,はじめに栃木県きのこ同好会の先生のお話を聞いて,キノコのすみかや体のつくりについて学びました。それから周辺の芝生や雑木林を散策し,キノコを探しました。ニオイコベニタケやシバフタケ,ドクベニタケ,カレバキツネタケなど,名前が分かるものだけでも10種類以上見つかりました。毒キノコの画像や実物を見たり,放射能汚染についてのお話も聞きました。
講義では,クイズなど先生の質問に元気に手を挙げて答えていました。地元,栃木県でおいしいと評判のチチタケは,県外ではあまり食べないという話に驚く参加者もいました。
芝生や雑木林ではメンバーが次々とキノコを見つけ,「キノコあった!」,「先生,これ何?」と先生を呼んで質問したり,持って来た図鑑で調べたりしました。小学生のお孫さんがいるという先生は,「じいじ」として終始なごやかに接してくださいました。
キノコは原則持ち帰りませんが,メンバーのお父さんがチチタケを発見!,特別にプレゼントで持って帰ってもらいました。
講義では少し難しいところもあったようですが,キノコは菌類であり地球上の掃除屋さんであること,動植物を育てる存在でもあることを学びました。外では昆虫やカエルなど,動くものに目がいきがちな子どもたちですが,キノコもたくさんすんでいることを実感できたと思います。
毎年人気の企画ですが,今回は学校行事等の影響か,いつもより参加者が少なめでした。そのぶん先生にたくさん質問できて,「勉強になった」,「おもしろかった」,「楽しかった」と大満足の様子でした。
環境未来館こどもエコクラブ(栃木県)
環境未来館こどもエコクラブ(栃木県)
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