活動レポート

活動レポート

ザリガニバスターズ

環境未来館こどもエコクラブ (栃木県)

活動日:

2022年06月05日

実施場所:

 NPO法人民間稲作研究所の田んぼ

参加メンバー&サポーター数:

41人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

 有機農法の田んぼの水路でザリガニ釣りをしました。
 民間稲作研究所の先生に,ザリガニを駆除する意義などをお話しいただいてから,田んぼに移動し,水路で自由にザリガニ釣りや生きもの探しをしました。釣ったザリガニは持ち帰らず,田んぼの肥料として引き取っていただきました。

参加者のようす

 はじめに,活動場所の田んぼでは,化学合成した農薬や化学肥料を使わずに,自然環境を活かす方法でお米を作っていること,農薬を使っていないので多様な生きものがいることを教わりました。
 ザリガニ釣りでは,最初あまり釣れない時間もありましたが,水温が上がってきたためか,だんだん釣れるようになり,大物を釣ったり小さいのをたくさん釣ったり,あちこちで歓声が上がりました。ザリガニだけでなく,ミズカマキリやギンヤンマのヤゴ,ドジョウ,セスジビルなど,次々と生きものが見つかり,観察を楽しみました。
 最後に,釣ったザリガニは田んぼの肥料にすると聞いて,みんな興味津々な様子で,一つの袋にまとめて入れました。

感想・気づいたこと・考えたこと

 時季的にまだ早いのではと心配もありましたが,ザリガニが釣れてメンバーたちが楽しめてよかったです。サポーターからは「草のにおいや虫が苦手な子どもたちが夢中になっていました!」との感想もありました。ザリガニを駆除することが多様な生き物や稲を守ることにつながることも学び,「ためになった」,「勉強になった」との声も聞かれました。

環境未来館こどもエコクラブのみなさんこんにちは!ザリガニ釣り楽しそうですね。
ザリガニを駆除(くじょ)する意義なども教えてもらって、とても勉強になった活動でしたね。みなさんでたのしくザリガニを釣った様子が写真からも伝わってきます。ザリガニ以外にもたくさんの生きものを見つけて観察できたようですね。苦手だった子どもたちが夢中になれたのもすごいことだと思います。
最近ではザリガニも外来種(がいらいしゅ)で駆除の対象ですが、わたしの子供のころは2~3日きれいな水で泥抜きをして、ゆでてから甘辛く味付けして食べたりもしました。たくさん取れた時はニワトリのエサにすると喜んで食べていました。ザリガニ以外にも、春に田んぼで産卵したフナが秋には小さなこぶなになり、田んぼの水を落とす時に網(あみ)にたくさん入るので、同じようにきれいな水で2~3日泥抜きをしてお砂糖としょう油で甘辛く煮て、押しずしの上にのせました。田んぼにはお米だけじゃなくて、たくさんの恵みがありますね。
次はどんな活動をするのかな。また報告してくださいね。
エコまる
環境未来館こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名環境未来館こどもエコクラブ
  • 所在地栃木県
  • クラブの種類自治体の募集

クラブ写真

毎年公募で集まったメンバーとその家族合わせて200~300名が在籍するクラブです。企画運営は宇都宮市環境学習センターが行い、年間20回ほど、自然観察や工作などを楽しみながら環境学習につながる活動をしています。内容により、いろいろな分野の先生にご指導いただいています。

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