逆川こどもエコクラブ (茨城県)
2012年からはじまった千波湖市民ビオトープ。今年も天候に恵まれ、予定通り3千本のガマ、セキショウ、ヨシを1時間半で湖畔の水辺に植えこみました。
今年の場所は昨年整備した場所のとなり側約40mの区間。5月22日に掘り込み、水辺を作った箇所に一本、1本植えていきました。
植えこんだ植物は、5月22日、5月28日にクラブメンバーとサポーターが、ホタルの保全地から採取してきたものです。
クラブでは2005年から千波湖周辺にわずかに生き延びたホタルを保全し、千波湖四方の休耕田を里山へ戻し、ホタルを再生し続けています。その保全地では、湿地や河川沿いに生育する植物とホタル生息数のバランスをとる必要があります。
これらホタル生息地に過繁殖する植物を抜き取って廃棄してきましたが、千波湖ビオトープがはじまったのをきっかけに、千波湖に運び、催し当日に、千波湖畔に植えてきました。
このことは、豊かな自然のリサイクルであり、地域資源の循環となっていきます。
参加した市民の子供たちに、クラブメンバーはリーダーシップをとって植え込みのコツを教え、自分たちの役割を果たしていました。
ビオトープの植物は水質と生物多様性の向上に役立っています。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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