もとぶ元気村エコクラブ (沖縄県)
サツマイモの苗の植え付けを実施しました。1年を通して芋を栽培するにあたり、「いもVSなえ」と種芋と苗では育ち方の違いがあるか調査していきます。
植え付けの前にはサツマイモの歴史と植え方についてのレクチャーを行いました。琉球王国の時代において悪天候にも耐えられるサツマイモは、当時飢餓で苦しんでいた沖縄の人々を救ってきました。子どもたちに伝わりやすいように紙芝居を用いてお話しました。
また、畑周りの杭をペイントしたり、看板製作も行いました。
あいにくの大雨だったので、「しんどかった」「楽しくない」とマイナスの言葉が多くありました。農家さんの辛さを身に染みて感じている様子でした。一方で最後まで諦めずに作業をしてくれる子もいました。
杭のペイント、看板製作は普段なかなかできない体験の為、「やりたい!」と全員が意欲的でした。特に釘打ちはじゃんけんで争奪戦。それぞれ自分の好きな色で塗って制作してもらいました。
ほとんどの子どもたちがサツマイモは日本生まれと思っていた様で、メキシコが原産地だと知ると、「えーーー!」と驚きの声がたくさんありました。
植え付けの際には垂直に苗を植えず、芋の苗の場合は土に寝かせるように葉っぱを少し出して植える。反対に種芋は土の中に前夫埋める。この違いに「なんでなんだろう?」と不思議に思う子もいました。
最後に、子どもたちには次回までの宿題として「紅芋観察シート」を渡しました。毎回畑の様子を観察して記録してもらおうと考えています。それぞれ子ども達がどんな風に感じ、どんなことに疑問を抱いているのか感想が楽しみです。
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
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