逆川こどもエコクラブ (茨城県)
沖縄県の温暖化防止活動や生物多様性保護を行っている団体との交流を兼ねまして、自然観察や外来種捕獲の活動を行ってきました。
昨年はコロナ禍により中止となりましたが、2年ぶりの来訪で、クラブと交流している現地の仲間も喜んで案内してくれました。
やんばるの国頭郡から森の中へ。
梅雨入りとの情報もあり、小雨後の森は、生物の活性が著しく、生き物の楽園は大変な賑わいとなっていました。
普段は、湧水の溜水に多く見られるシリケンイモリが陸上に出没。関東のアカハライモリよりもスローな動きで歓迎してくれました。
森を進むと、ヤンバルクイナが横切りました。1羽が森の通路を横切ったのです。これには、メンバーも驚きながら更に進んでいくと、また、ヤンバルクイナが出没。
これまで、このようなことはなかったことから、雨による森の活性を感じました。
マングースや外来スネークによる捕食とロードキルによる減少が顕著であった国頭の自然は回復傾向があるのかもしれません。
地域の保護活動をしている方々からは、コロナ禍による観光客の減少により、交通事故にあうヤンバルクイナが減ったことや、ケガをしたヤンバルクイナの専門医療機関もできていることと、繁殖を進める区域の管理体制が整ってきたことを説明してくれました。とても納得できました。これからも、やんばるの自然を見守っていきたいと思います。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)