活動レポート

活動レポート

竹灯明台づくりと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年12月30日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

1月17日にナーセリーで行う「1.17のつどい」で使う竹灯明台を作るために明石川中流の土手のマダケの竹林で、なるべく太くて緑が濃い竹を選んで切り出し、竹灯明台の長さに切り分けました。ななめに切るところが難しかったです。1時間かかって完成した竹灯明台に阪神淡路大震災で亡くなった方々に心を込めて字を書きました。

参加者のようす

そのあと、明石川中流調査を1時間して、オイカワの幼魚~未成魚約100匹、カマツカの幼魚9匹、ギギの未成魚3匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚3匹、アカミミガメの成体2匹、クサガメの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約80匹、スジエビの成体約20匹、シオカラトンボの幼虫2匹、キリウジガガンボの幼虫3匹、コガタシマトビケラの幼虫6匹、ブユ類の幼虫22匹がとれました。アカミミガメは、ナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、他はリリースしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

風が強くてとても寒い日でしたが、新しいメンバーたちが頑張って竹灯明台づくりと調査をしていて、この調子で頑張って欲しいです。調査では、アカミミガメが2匹だけでも駆除できてよかったです。今年もまだ、みんなで駆除のために掘ったキクイモで作ったキクイモカレーをみんなで食べることができないので、作ったものを家に持ち帰っていただきました。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
竹灯明台づくりはかたくてつるつるした竹を工作するのがむずかしかったようですね。新しいメンバーも加わってがんばったので、阪神淡路大震災(はんしんあわじだいしんさい)で亡(な)くなられた方たちにも、みなさんの思いがとどくことでしょう。
明石川の調査もおつかれさまでした。寒い時期ですが、みなさんがさがすとほんとうにいろいろな生きものが見つかりますね。最近の調査ではめずらしいチュウガタスジシマドジョウがよく確認されているようですが、いままでと川のようすは何かかわったところがありますか?カメ類はすべてが土にもぐって冬眠するわけではなく、川の中にいたりするんですね。こういったこともみなさんが調査を続けているからわかることだと思います。
コロナの流行がおさまっていれば、みんなでキクイモカレーを食べられたけど、まだまだ注意が必要なようですね。
これからも楽しく活動しながら、明石川の生きものを見つめていってください。応援しています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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