JFE環境テクノロジー株式会社 (静岡県)
「海洋・海洋資源の保全」について、身近な海岸の状況から共に未来について考える講座を開催した。
浜松市内の遠州灘海岸に漂着したごみ問題の現状と生活との関わりについて講義した後、実際に回収した漂着ごみを見て、触って、漂着ごみの分別作業を行った。
さらに、漂着ごみを分別した後の砂の中に含まれているマイクロプラスチックを採取することで、漂着ごみの中にどれだけ多くのプラスチック製のごみが含まれているか、気づきの場を提供した。
子ども達は、身近な海岸のごみ問題について、自身の生活との関わりや現状を知る良い機会となり、興味深そうに講義を聴講していた。座学後は、データカードを参考に、実際に海岸で回収した漂着ごみを一生懸命に選別・分別作業を経験した。最後に、砂の中に含まれているマイクロプラスチックをピンセットで一つずつ採取した。大変な作業だったが、どれだけ多くのプラスチック製のごみが含まれているか実体験することで、今後プラスチック製品の使用削減に取り組む、良い気づきの場となった。
・漂着ごみの中に靴や自転車のサドルが入っていてびっくりした。
・漁業や建築関連のごみがあって、驚いた。
・ 生活ごみが特に多かった。一般の方がごみを多くポイ捨てしている現状を初めて知った。
・漂着ごみの分別は難しく大変だったが、良い経験になった。
・こんなに多くのごみが海岸に打ち上げられていることを知らなかったので、今後はもっと積極的にプラスチック削減に取り組みたいと思った。
・ 遠州灘の砂の中に含まれているマイクロプラスチックを実際に採取できて、貴重な体験だった。
10月10日回収@馬込川右岸河口 3袋分 約9.75㎏
回収量 合計834個
1位 硬質プラスチック破片 220個
2位 発泡スチロール破片 178個
3位 プラチックシートや袋の破片 112個
4位 生活雑貨(歯ブラシ・文具等) 43個
5位 飲料用ボトルキャップ(プラスチック) 46個
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