活動レポート

活動レポート

初秋の山歩き

こどもnhkたんけんたい (福岡県)

活動日:

2021年09月19日

実施場所:

鞍岳・ツームシ山

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:すべての人に健康と福祉を
  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

 台風一過の快晴に恵まれたので、阿蘇の外輪山にある鞍岳・ツームシ山に行ってきました。鞍岳ツームシ山行は今年4回目です。
 初めて行った2月11日は、9合目から始めて子岳、女岳、鞍岳と登りました。メンバーはこのとき始めて霜柱を体験しました。
 2月23日には、前回の3岳に加えてツームシ山にも登ってきました。ツームシでは日当たりのいい原に張るリンドウを見つけました。
 5月4日には、赤崩登山口からパノラマコースを体験しました。このコースの始まりはメンバーが自分だけで登るのが困難なほどの急傾斜から始まり、サポーターもはじめあせりました。道中はパノラマといえるほどの展望が開けた場所はほとんどなく、黄色い派手な芋虫をたくさん見かけたのが思い出です。
 そして今回は、9合目から最初にツームシ山へ登ってそれから鞍岳へ登るというライトな行程としました。山ではたくさんの動植物を観察できました。

参加者のようす

 メンバーたちは最初張り切ってやたら先を急いでましたが、台風一過で水気を含んだ火山灰質の土に足元を取られ、何度も転んで真っ黒になっていました。
 花には余り興味がなさそうでしたが、木に登ってみたり木の実を集めてみたり、それなりに自然を楽しんでくれました。
 後半はスタミナが切れたようで、やたらと眠たがりましたが、比べてみると半年前よりも30分も早く下山することができました。改めてメンバーの体力アップを感じた一日でした。

感想・気づいたこと・考えたこと

 山ではたくさんの花や虫を見かけました。名前がわかっただけでもワレモコウ、アキノキリンソウ、ヒヨドリバナ、サイヨウシャジン、ウツボグサ、マツムシソウ、リンドウなどを見ることができました。他にも名前のわからない花もたくさん見つけました。
 チョウの仲間はヒョウ柄のチョウを何種類か見つけました。黄色いアゲハチョウも見ました。トンボは赤とんぼの仲間が群れで飛んでいました。コウチュウでは赤色に美しく輝くセンチコガネの仲間やツヤ感のないハナムグリの仲間を見つけました。ほかにニホンカナヘビのこどもやたくさんのキノコ類を見かけました。

その他

 帰りに寄り道した水源ではヒミズ(又はヒメヒミズ?)が水浴びしているところに遭遇しました。最初はクマネズミかとも思ったのですが、胴長で手足の目立たない姿はヒミズだったのではないかと思います。体調10センチ程度の胴長で、全体的に明るめの灰色で目や手足が目立たず、鼻先は桃色にとがっていました。私たちの姿に気がつくと、慌てふためいて石積みの隙間にもぐりこんでいきました。一緒に見ることができたメンバーnくんには、なんかよくわからない生き物に見えたようでした。

こどもnhkたんけんたいのみなさん、こんにちは!
鞍岳(くらだけ)・ツームシ山登山(とざん)、たのしそうですね。メンバーのみなさんががんばって山に登るようすがこちらにも伝わってきました。
標高(ひょうこう:東京湾(とうきょうわん)の海面(かいめん:うみのひょうめん)からかぞえた、たかさ)は、なんメートルぐらいなのでしょうか?
植物(しょくぶつ)のようすからすると、高原(こうげん)におおい植物のようですが、標高500~800m(メートル)あたりの植生(しょくせい)でしょうか。
植物は200~300mの差(さ)で、育ち方(そだちかた)がかわってくるくらい、環境に敏感(びんかん)です。そして山の北側(きたがわ)と南側(みなみがわ)でも、植生ががらりと、変わります。これは、環境がちがうからです。それぞれの植物にぴったりな環境があるのです。日当たりがよくて乾燥(かんそう)した場所が得意(とくい)な植物や、日陰(ひかげ)で湿(しめ)ったところが得意な植物など、いろいろあります。いろいろな環境にあった、いろいろな植物があるのですよ。また報告してくださいね^^
エコまる
こどもnhkたんけんたいのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名こどもnhkたんけんたい
  • 所在地福岡県
  • クラブの種類家族親戚

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