こどもnhkたんけんたい (福岡県)
自宅周辺は34度を越える暑さでしたが、渓谷に入ると27度を下回る涼しさでした。
メンバーはみな最後まで音を上げず、楽しげに歩いてくれました。
途中、菊池川源流の水音に混じって、ヒグラシのせみしぐれが響き渡っていました。メンバーたちは最初セミの声とは思わなかったようでした。
セミの鳴き声と聞かされると、ヒグラシの姿に興味津々。残念ながら、サポーターもヒグラシの姿はよく知らず、うまく説明することができませんでした。次回までにはしっかり調べておこうと思います。
広河原では、渓流に足を浸してすごしましたが、想像以上に水が冷たく、みな十数秒もすると冷たい冷たいと足を引き上げていました。
河原を流れる風も冷ややかで、すっかりクールダウン。リフレッシュして帰途につくことができました。
くだりの道中、メンバーたちは「明日もまた来よう!」とすっかり渓谷が気に入ったようでした。
往復4kmの散策でしたが、高低差もさほどなく、舗装された道を選んで歩いたので、山歩きとしてはメンバーにはやや物足りなかったかもしれません。
渓流の青~緑の透き通った深みをみて、みな口々に「プールだ!」と大興奮していましたが、ここは遊泳禁止。きっと遊泳したら足がつったり心臓がびっくりしたり、大変なことになったと思います。
まだ、渓流の怖さが理解できないようで、広河原では危なっかしい動きをするメンバーもいました。
今回、メンバーたちは、自宅周辺と違って涼しくて気持ちのいい渓谷の空気を満喫するだけだったと思います。
水の色が場所によって青く見えたり、緑に見えたり、透明に見えたり、色が違って見えるのが何でだろうとか、自宅周辺と渓谷とでどうしてこれほど気温に違いがあるのだろうとか、見かける昆虫や植物の違いとか、そういうところにもこれから少しずつ気づいて欲しいと思いました。
今回、生き物としてはヒグラシのせみしぐれのほかは、ナガサキアゲハと思われる黒いアゲハチョウとヒョウモン柄のチョウを1匹ずつ見たほかは、カラスの鳴き声を遠くで聞いた程度でした。
次は、もっとじっくり渓流の生き物探しもしてみたいと思いました。
こどもnhkたんけんたい(福岡県)
こどもnhkたんけんたい(福岡県)
こどもnhkたんけんたい(福岡県)
こどもnhkたんけんたい(福岡県)