大津こども環境探偵団 (滋賀県)
結団式では、第32期大津こども環境探偵団員としての自覚を持ってもらえるように、大津市から団員証や探偵団グッズを渡しました。また、団員の自己紹介や大津こども環境探偵団を支えるボランティア団体であるエコリーダー、事務局スタッフからの挨拶がありました。
次に「里山探偵」として、班に分かれて皇子が丘公園で春の里山の植物等について、自然観察を行いました。
自然観察では、「五感」をテーマにフィールドビンゴを行い、エコリーダーの解説を交えながら、里山を散策しました。クスノキの葉っぱの匂いを嗅いだり、裏がべたべたする花(モチツツジ)を触ったり、鳥の鳴き声に耳を澄ませて聞き分けてみたりと、身近な場所でも団員達にとっては新鮮なことで溢れているようでした。
散策後に、里山で見つけたものについて団員たちに聞くと、テントウムシ、バッタなどの動く生き物がたくさんいた、鳥がチチチ、ツピツピなどと鳴いていた、水が冷たかったなどと答えてくれました。五感で春の自然を感じることができました。
里山を歩き回った団員からは、自然に一杯触れることが出来て嬉しかったという声や、
また参加したいといった感想を多く聞くことができ、素敵な体験となったようです。
大津市の市街地から徒歩数分の場所に位置する皇子が丘公園は自然に溢れていました。市街地からこんなにも近くに豊かな自然があることを知って、団員たちも驚いていました。
結団式では、初めて会った団員がほとんどということで緊張している様子でしたが、アイスブレイクをし、里山で話し合ううちに緊張もほぐれて和気藹々とした雰囲気になっていました。
また団員達は普段は気づかない里山の自然を、全身で感じとっている様子でした。たとえば、小池で魚を見つけたり、ヘビイチゴの多さに驚いたり、落ち葉を足で踏むときの感触を楽しんでみたり、見慣れない青紅葉やタンポポの綿毛に春を感じたり、様々な発見と驚きに満ちていました。
他にも、たくさんのシロツメクサの葉のなかから四つ葉のクローバーを探す、繁殖できない植物であるシャガを見つけ出し、なぜそこに生えているのかを考えるなど、探偵としての活動も楽しんでいました。
自然観察を終えて、広場に集合しエコリーダーの解説を聞いているときも、色々な発見を積極的に発表してくれていました。
終了後には「また参加したい!」「他の場所にも行ってみたい!」など、たくさんの声を聞くことができました。
<団員の感想>
・さくらんぼが落ちていたので拾ったり、四つ葉のクローバーを探したりとても楽しかった。
・いろいろな植物などを見て楽しかった。
・友だちがいっぱいできた。
・いっぱい知らないことがしれて、とても楽しかった。
・楽しかった。不思議がたくさん。
・甲虫がめっちゃ多かった。
・いろんな鳥の声を聞けてよかった。キツネノボタンを知れた。
・皇子が丘は、何回も来たけど、このイベントに来たおかげで、知らない植物を見つけた。
・自然を身近に感じられて良かった。
・へびいちごを初めて見れてよかった。
・いろいろな自然に触れられたので、よかったです。いろんな植物の名前や、虫の名前などが知れたのでよかったです。
・生き物がいて楽しかった。
・もう少しいろんな場所を探検してみんなと仲良くなりたい!
・次は自分で植物をとりたいです。楽しい遊びをしたい。
・みんなで、いろんな草や花を見つけられてよかった。
・また次やるときすごく楽しみます。また四つ葉のクローバーを見つけます。
なし
大津こども環境探偵団(滋賀県)
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