竹の子エコクラブ (埼玉県)
シベリアから渡って来て、11月から4月中旬頃まで柳瀬川で過ごしている冬鳥がいるので、冬鳥を含めた野鳥観察をしました。16マスの鳥のビンゴ用紙を作って、1~16までランダムに数字を書いたら、柳瀬川沿いの土手を歩いて移動。見つけた鳥の数字に丸を付け、いくつビンゴが出来るかを楽しみました。解説できるサポーターが特徴を説明して、持っている人は双眼鏡で観ました。スコープも用意して、みんなで覗きました。
川岸の木にいるのは、足先が黄色だからコサギだ。あっちに見えるのは、くちばしが黄色だからダイサギ。と判別できるメンバーもいて、川の中のカモの特徴の違いをじっくり観たり、土手の桜の木にやって来るヒヨドリ、シジュウカラを目で追ったり、しっかり観察していました。今のは何番の鳥?とビンゴ用紙への記入も夢中で、もういくつビンゴ出来たよ。と代わる代わる教えに来ました。
いつもは、2月に行っている活動です。緊急事態宣言が解除されたので、今年度最後の活動がギリギリ出来ました。例年より早く桜が満開になったので、桜と冬鳥という不思議な組み合わせになりましたが、まるでご褒美のような活動日になりました。
時期なのか、護岸工事の影響なのか、例年観察できた、タヒバリ、マガモ、
オオバンが観られませんでした。それでもヒドリガモ、オナガガモ、コガモの冬鳥に加えて、カワセミが大サービスにじっくり止まってくれ、カワウにモズなど18種類の野鳥観察が出来ました。川の流れや地形の変化、川岸の草の生え方などが鳥の生息に影響を与えていることが感じられました。
竹の子エコクラブ(埼玉県)
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