活動レポート

活動レポート

湿地植物の植え込み

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2021年03月13日

実施場所:

水戸市見川町

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

ホタルネットワークmito英宏の泉(茨城セブンの森)で、湿地植物の植栽を行いました。
ヨシや雑木に覆われた休耕田を整備し、ホタルが復活している泉には、貴重な植物も生育しています。今日は、乾燥化が激しい休耕田から、カワジシャを採取して新たに整備した水辺に植え込む作業を行いました。

参加者のようす

カワジシャは環境省レッドリストの準絶滅危惧種の植物です。
乾燥地化が進んでいる約1haの湿地帯から採取し、新たに掘削してつくった水辺の水際線に植え込みました。
一週間かけて、クラブユースが掘り込み、つくった水路には湧水が集まり、川となって流れが再生されました。今日は、一緒に参加した小学生が1本ずつ丁寧に植えてくれました。

感想・気づいたこと・考えたこと

水戸市偕楽園公園の区域内には、このような休耕田が約50ha以上あります。そのうち、ホタルネットワークmito英宏の泉(茨城セブンの森)は約10haを河畔林に再生する目標がありますので、みんな頑張っています。

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。
報告にもありますが、カワジシャをていねいに植えている様子が写真からもよく分かりました。カワジシャは水田や川岸、田のあぜなど湿潤(しつじゅん)な場所に生育(せいいく)しますが、その高さは生育環境によって大きく異(こと)なることが知られています。富栄養(ふえいよう)な用水路などでは1mに達(たっ)する大きな株(かぶ)になりますが、貧栄養(ひんえいよう)なため池では5cmほどの個体が花を咲かせていることもあります。つまり、水の栄養状態が分かる指標(しひょう)生物にもなります。これからも観察を続けて報告してください。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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