活動レポート

活動レポート

広報みと元旦号掲載と第16回SDGs環境フォーラム

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2021年01月01日

実施場所:

県立青少年会館

参加メンバー&サポーター数:

110人

活動の分野:

  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
私たちが活動する水戸市の「広報みと」に12月に実施したサケレンジャー(桜川に遡上するサケの卵の調査)の風景が掲載されました。
下水道の整備等により水質改善が進んだ水戸市内中心部を流れる桜川とその支流の逆川に2005年、突然サケが遡上してきて産卵しました。
これを受けて、活動を開始したのが逆川こどもエコクラブのサケレンジャー隊です。

参加者のようす

市街地を流れる那珂川の支流桜川は、偕楽園の観梅がはじまる2月になると下流の堰が上がり、水がせき止められて川の流れがなくなっていきます。
11月~12月に遡上し、産卵していくサケの卵は1月に仔魚となり、早春に川を下っていきます。
川の水が堰き止められると水の流れが止まるため、清流で生きるサケは死んでしまいます。このため、12月に子供たちが川に入り、サケの卵を掘り起こして採取し、自宅で飼育。
卵から孵して成長した稚魚を、2月に放流しています。放流の時期に水戸市が堰を下してくれるしくみです。15年目となるサケレンジャーでしたが、今年は親となるサケが2尾しか遡上しておらず、卵は確認できませんでした。近年、太平洋側の海水温が上昇しており、茨城県へ帰還するサケが激減している影響と考えられます。しかし、こどもたちは元気に川に入ってチャレンジ。任務を果たしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

1月30日は新年恒例のフォーラムが開催されます。
今回で16回目を迎え、これまでの「こども環境フォーラム」から「SDGsフォーラム」に名称を変更いたしました。
12月末に参加して講演した世界環境サミットの報告や2月9日に行われる脱炭素チャレンジカップ2021大会の壮行会等が開催されます。愛知県の姉妹団体である劇団シンデレラも駆けつけてくれます。

その他

近隣のこどもエコクラブの皆さまでSDGsフォーラムに参加希望あります方は、会場まで来場いただき、受付いただければ視聴できます。

逆川こどもエコクラブのみなさんこんにちは!
川の水がきれいになるとサケが戻ってくるのはすごいことだと思います。今年は海水温が上昇したからか2尾の遡上しか確認できなかったとあり残念ですが、来年に期待したいですね。私たち人類は気温が上がっても水温が上昇しても平気で暮らしていますが、自然のルールで生きている生き物たちは自然の変化に敏感なため、変化に耐えられなくなるとやがて「絶滅」していってしまいます。
自然環境の破壊や地球の温暖化もそろそろ限界に近づいていると感じ、とても心配になります。たくさんの人がみなさんのようにこれからの地球について真剣に考え、行動していくことが大切になっていくと思います。また報告してください。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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