けいちゃん たんけんたい (滋賀県)
エコロジカルトレーニングの「パクパク★探偵団!」にチャレンジしました。今日のメニューの一つは「ふかしいも」で材料はさつまいもでした。さつまいもが育つのに必要だったもの(エサ)を考えて、記入用紙にさつまいもと書きこんで人間と線でつなぎ、さつまいもが育つのに必要なものを考えてサークルの外に書き込みました。調査から、私たちが多くの生きものとつながっていることを確認しました。
・自宅には2㎡くらいの大きさのメンバー専用の畑があり、サポーターは水やり以外手伝わないことになっています。そこでとれたさつまいもを食べるということで大喜びでした。
・「さつまいものエサは何?」と聞くと、「土。」と言っていました。「メンバーはさつまいもを育てるときに何かしたの?」と聞くと、「水やり。」「かぶとむしの幼虫のふんを埋めた。」と言っていました。「庭の他の場所にもさつまいもを植えていたけれど、全然できていないところがあったね。何で?」と聞くと、「あの場所は影やった。」と言っていました。そしてサークルの外に「土、水、ふん、おひさん(太陽のこと)」と書いて、さつまいもと線でつないでいました。
・「かぶとむしの幼虫のエサは何?」と聞くと、「木」と言い、「木ってどこの?」と聞くと、「買ったやつと、山で拾ってきたやつ。」と言っていました。「かぶとむしはいいねえ、うんこはさつまいもに使えるし、残った土は新しい木を混ぜてかぶとむしの幼虫に使えるし、ぐるぐる回っている。」と言っていました。
・メンバー専用の畑は、日はあたりますが、軒下の、今まで何も植えたことがない痩せた土地でした。そんな所で、水とかぶとむしの幼虫のふんをやっただけで、さつまいもができたのには驚きました。
・メンバーは、かぶとむしの幼虫のふん掃除のときに、サポーターが大量に出るふんを「肥料(エサ)になる。」と言って土に戻しているのを見ていました。そこで自分も「自分の畑にも埋めてくる。」と持っていきました。そして、さつまいもができたときに、ふん入りの土のおかげでさつまいもが育ったと思い、物はつながっていて循環していることに気づいたのではないかと感じました。
・さつまいもが育つのに必要なものをサークルの外に書き込むときには、土、日光、水、かぶとむしの幼虫のふんで終わらず、かぶとむしの幼虫のエサである木にまで踏み込めたのはよかったと感じました。
・今後は、あって普通と思っているものがもしなかったらという視点を通して、物のつながりを守っていくためにできることを考えていきたいと思います。
けいちゃん たんけんたい(滋賀県)
けいちゃん たんけんたい(滋賀県)
けいちゃん たんけんたい(滋賀県)
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