逆川こどもエコクラブ (茨城県)
2020年度環境省、環境美化功労環境大臣表彰の表敬訪問に水戸市長様のところへ出向いてきました。
今回の表彰は、千波湖の湖畔に8年間にわたって毎年3,000本のヨシやガマを植えてきた千波湖ビオトープに関するものです。
2012年から始まったビオトープ造成は、千波湖の湖岸にあった湿生植物が池の造成などによってなくなり、自然が持つ、水質浄化作用が失われてしまったことにはじまります。
花壇のような陸地の公共事業として行われるような簡単なものではないことや、自然と生態系のバランスの調和も考えていく必要があるため、市民活動の一環として植栽することになりました。
クラブメンバーは植栽箇所での土ならし、周辺の休耕田に出向いて植物を根から採取する活動を毎年行ってきました。
そこで提案されたのが、ホタル再生地に繁殖しすぎているヨシやガマを拐取すること。ホタルも千波湖も笑顔になることにつながることです。
中学生以上のクラブメンバーは、毎年、1ヶ月かけて事前準備を行い、植栽当日に参加いただく市民に植え付けてもらうのが市民ビオトープとして定着したのです。
8年間で24,000本のヨシやガマが千波湖に植えられました。その距離は湖岸周囲3kmの10%になってきました。
10月18日は9年目の活動日です。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)