玉一アクアリウム (兵庫県)
干潮の時間帯に潮が引いた明石川下流~河口で1時間30分調査をしました。ミナミメダカの幼魚~成魚145匹、ヒメダカの幼魚1匹、チチブの幼魚~成魚52匹、ヒナハゼの成魚38匹、シマイサキの幼魚12匹、コトヒキの幼魚6匹、コウライモロコの幼魚5匹、ミミズハゼの幼魚~成魚5匹、ニホンウナギの幼魚3匹、ウロハゼの幼魚~未成魚2匹、クロホシマンジュウダイの幼魚1匹、アイゴの幼魚1匹、カワアナゴの未成魚1匹、アベハゼの幼魚1匹、マハゼの成魚1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体23匹、サルエビの幼体6匹、テナガエビの幼体2匹、イソガニの成体6匹、クロベンケイガニの成体4匹、カクベンケイガニの幼体2匹、モクズガニの幼体2匹、ギンヤンマの幼虫1匹、アオモンイトトンボの成虫1匹、ヒメミズカマキリの幼虫1匹、アオスジアゲハの成虫1匹が捕れました。
みんなで自転車で遠い河口まで来て、潮が引いて浅くなった河口付近で調査を頑張りました。安全に調査できる水位が低い時間は限られているので、みんなとても集中していました。いつもは川底になっている場所が河原に変わり、河原にも潮だまりが出来ていて、河原の石をひっくり返したり潮だまりで、淡水~汽水~海水の様々な水生生物を捕ることができました。
明石川中流の用水路にたくさんいるミナミメダカが、河口近くの河原の潮だまりにもたくさんいました。ヒメダカの幼魚も1匹いて、おそらく突然変異ではなく、放流か放流されたものの子孫なので、小学生メンバーが飼育用に持ち帰りました。ハゼ類も個体数や種類が多かったです。今年も海水温が高く明石川でも熱帯~亜熱帯の沿岸に生息する季節来遊魚のクロホシマンジュウダイの幼魚がとれ、高校生サポーターが飼育用に持ち帰りました。みんなが温暖化に関心を持つ機会になりました。
報告担当:KR(中3)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)