活動レポート

活動レポート

アブラゼミ羽化観察会

環境未来館こどもエコクラブ (栃木県)

活動日:

2020年08月07日

実施場所:

(宇都宮市)みずほの中央公園

参加メンバー&サポーター数:

47人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

真夏の夜、恒例の「アブラゼミ羽化観察会」を開催しました。今年は長梅雨の影響でセミの動き出しが遅く、予定より1週間ずらしての開催となりました。はじめて観るセミの羽化にメンバーは釘づけ。生き物の神秘、命の尊さを知る良い機会となりました。

参加者のようす

暗がりの「みずほの中央公園」に集合。どんな世界が待っているか皆ドキドキ・・・期待と不安がよぎる瞬間です。まず講師からセミの生涯、羽化についてのお話しを聴き、メンバーは興味津々。・・・「もう待ちきれない」。そして公園で羽化観察開始。幼虫が地面や木にいないか・・・いました!いました!セミの幼虫が木に登り、そして背中が膨らみはじめ羽化のスタートです。「ガンバレー。もう少しだぁ。ガンバレー」自然と応援の声が出ました。
実は羽化観察の途中、近くの里山に移動し「夜の自然」を楽しみました。この時期ならではのカラスウリ花の観察、仕掛けた「ライトトラップ」に集まる虫の観察。虫達の行列にメンバーは大興奮。またカブトムシの大群を発見し、全員が真夏の夜を大いに楽しみました。

感想・気づいたこと・考えたこと

命の尊さを少しでも考える機会になったと思います。夜の活動を支援して下さったサポーター、スタッフの皆さんに感謝いっぱいです。

その他

新型コロナ感染拡大防止の為、全員がマスク着用での活動となりましたが、夜は気温が下がったので苦になりませんでした。日中の活動では、熱中症回避との両立に大変気を遣うことを実感しました。

<栃木県コーディネーターより>
「環境未来館こどもエコクラブ」のみなさんへ
子どもの頃に、蚊帳(知ってますか?)の中でセミの羽化を観察したことがあります。幼虫の茶褐色から、羽化してすぐの青白さは、別な生き物のようで、神秘的ですよね。新型コロナウイルス感染症対策を行いながらの活動は大変ですが、直接自分の目で見たことは、画面越しに見た印象とは大きく違うと思います。できる範囲で、できる活動をみんなで協力しながら、これからも頑張ってください!
<こどもエコクラブ応援団より>
環境未来館こどもエコクラブのみなさん、こんにちは。「アブラゼミ羽化観察会」は毎年やっているんだね。今年は新型コロナで大変だけど、そんな中でもマスクをつけたり、いろいろ気をつけて観察していてうれしくなったよ。アブラゼミというと黒いからだに茶色の羽だけど、羽化したばかりの時はあんなに白いのはふしぎだよね。昼間は元気に鳴いてうるさいくらいなのに、夜の内にひっそり羽化しているのもおどろきだよね。アブラゼミいがいにも、カラスウリの花(あの糸みたいなフワフワはすごい!昼はしぼんでいるけど)を観察したり、カブトムシの大群を見つけたり、夏の夜にしか見られないものばかりワクワクすることがいっぱいだったね。宇都宮市は自然が豊かですばらしいところだと思います!秋になったらどんな生きものに会えるかな?また楽しいレポートを待っています。
エコまる
環境未来館こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名環境未来館こどもエコクラブ
  • 所在地栃木県
  • クラブの種類自治体の募集

クラブ写真

毎年公募で集まったメンバーとその家族合わせて200~300名が在籍するクラブです。企画運営は宇都宮市環境学習センターが行い、年間20回ほど、自然観察や工作などを楽しみながら環境学習につながる活動をしています。内容により、いろいろな分野の先生にご指導いただいています。

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