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Case34. ~豊かな自然を活かして楽しく活動~秩父こどもエコクラブ(埼玉県秩父市)

2023.11.10 掲載

今月は埼玉県秩父市の「秩父こどもエコクラブ(ちちぶこどもえこくらぶ)」さんの活動にフォーカス
自然豊かな秩父で20年以上続く、ベテランクラブの魅力に迫ります。

今回のリアルヴォイスはインターンの松本さんが担当してくれました♪

クラブのSDGsアクション SDgS.pngのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像

interviewmigi-a2.pngのサムネイル画像こどもエコクラブとしての活動を始めたきっかけはなんですか?

icon_titibu.png20数年前に、秩父市の「環境を考える会」の中で「こどもエコクラブ」のことが話題になっていました。ちょうどその時期に「秩父教育懇話会」が立ち上がり、地域の子どもたちの教育のための活動を話し合っていました。教育懇話会の会員の中に環境を考える会の会員が数人いたため、教育懇話会の下部組織として「秩父こどもエコクラブ」の活動がはじまりました。

稲作.pngのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像山頂.pngのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像

interviewmigi-a2.pngのサムネイル画像20年以上前から活動を続けていらっしゃるのは本当に素晴らしいですね!発足から現在に至るまで、20年以上続いてきた秘訣などありますでしょうか?
icon_titibu.png埼玉県の「こどもエコクラブ活動」への補助金制度と共に秩父市の生活衛生課と環境課及び小中学校の会員募集や活動への参加者募集への協力のおかげです。参加者は主に小学生ですが、活動が遊びと環境教育とが一体となっているので、興味をもって参加してくれるからだと思います。また、サポーターのボランティア活動があったからこそ続けてこられたと思っています。
 
interviewmigi-a2.pngのサムネイル画像クラブの魅力を教えてください!

icon_titibu.png自然に触れる機会が少なくなってきている今の子どもたちに、多くの自然体験を提供できるのが魅力です。自然豊かな秩父だからこそ自然に触れる活動を計画しやすく、ハイキングや川遊び、稲作体験、カヌー体験、地質学習に化石採集、自然観察などなど、本当にたくさんの自然体験をすることができます。自然に触れて活発に活動することは、環境教育だけでなく子どもたちの健康にもつながるので、その点も魅力の1つです。

interviewmigi-a2.pngのサムネイル画像普段の生活では自然に触れる機会があまりないので、様々な自然体験ができるのは本当に魅力的ですね!活動のバリエーションの多さも特徴の1つだと思うのですが、最近特に印象に残った活動はありますか?

icon_titibu.png河原でのゴミ調査・川遊びと化石さがし、稲作体験です。稲作体験や川遊び、化石探しは子どもたちにも特に人気で、とても楽しんで活動してくれました。

 

稲作2.png会議.png

interviewmigi-a2.pngのサムネイル画像どの活動もなかなかできない貴重な体験ですね!化石探し、とても楽しそうです^ ^詳しく教えていただいても良いですか?

icon_titibu.png実は秩父ははるか昔海だったので、海の生物の化石が出てきます。そこまで大きいものは出てきませんが、2枚貝であったり巻き貝であったりの化石が実際に活動中に見つかりました。「フズリナ」なども見つかります。当時の地層が隆起しているので、山の山頂にも海の生物の化石があったりします。実は恐竜の化石も見つかるんですよ。

interviewmigi-a2.pngのサムネイル画像はるか昔、秩父が海だったという事は驚きです!子どもたちもその事実を、身をもって学ぶことができますね。数ある活動の中でも、“秩父ならでは”の活動はあったりしますか?

icon_titibu.png 秩父ならではの活動というと、自然の素材を活用したクラフトやジオパーク秩父ツアーでの活動が挙げられます。ジオパークツアーでは段丘や棚田を実際に観察して秩父盆地の成り立ちを学んだり、蓑山(みのやま)の山頂に登ったりしました。また、クラフトに関しては去年のSAITAMA環境フェア&こどもエコフェスティバルでクラフトはがきを作って配布したりしました。

山頂2.pngのサムネイル画像のサムネイル画像

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interviewmigi-a2.pngのサムネイル画像実際に現地で観察して学べるのはとても学びになりますね!今年のSAITAMA環境フェア&こどもエコフェスティバルでもクラフト活動を行うそうですね。

icon_titibu.pngはい。枯れ枝などの自然の物を活用したクラフト活動を、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいと思っています。

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interviewmigi-a2.pngのサムネイル画像「秩父こどもエコクラブ」さん、ありがとうございました!今年のSAITAMA環境フェア&こどもエコフェスティバルは今週末の11月11,12日ですね。ぜひ楽しんでください!
~全国事務局より~
自然豊かな秩父の自然を活かして、様々な活動をされている秩父こどもエコクラブのみなさん。どの活動も実際に自然に直接触れながら学びを深めている様子がとても印象深かったです。また、豊かな自然を守るために川辺のゴミ調査を行うなど、環境保全に取り組む姿勢が本当に素晴らしいと思いました。
そして、現在まで20年以上クラブが続いてきたのは、サポーターの方々が温かくしっかりとサポートして下さったからだという事も非常に伝わりました。これからも色々な活動にチャレンジしながら、ずっと活動を続けていってください!こどもエコクラブ全国事務局も応援しています!!この度はお話をきかせていただき、本当にありがとうございました。
(インターン 松本)
 

「リアルヴォイス」では、以下のようなクラブやメンバーたちをとりあげて紹介していきます。
インタビューを受けてもいいよ☆というクラブのみなさん、
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  1. 地道にコツコツと地域で活動しているよ!というクラブ
  2. ゆかいなクラブ名の秘密、教えます!というクラブ
  3. 大学生・社会人としてがんばっているこどもエコクラブのOB/OG