Case33.~地域ぐるみで楽しく活動~北杜子どもエコクラブ(山梨県北杜市)
2023.10.11 掲載
今月は山梨県北杜市の「北杜子どもエコクラブ(ほくとこどもえこくらぶ)」さんの活動にフォーカス★
発足8年目のベテランクラブに活動を続けるコツを伺いました。
こどもエコクラブに登録したきっかけはなんですか?
ガールスカウトの活動をきっかけに山梨県地域事務局から、こどもエコクラブへの加入を勧められて、登録しました。ガールスカウトでの活動はなくなってしまいましたが、こどもエコクラブのチラシや、サイトを見てもらい、活動を理解していただいたうえで、北杜子どもエコクラブに入会してもらっています。
クラブの魅力を教えてください!
北杜市は自然が豊かです!活動の場が沢山あるので、体験活動の機会が豊富です。
地域の農業組合のご指導の下、山梨環境カウンセラー協会と一緒に小麦プロジェクトとして、小麦づくりを行いながら、畑の周辺にいる生き物など様々な事を学ぶ機会となっています。
経験豊富で専門的な知識のある地域の先生のような方々のサポートが受けられるのはとてもうらやましいです!
これまでの活動の中で印象に残っている出来事はありますか?
主な活動として、自然観察会や、身近な生き物調査、小麦づくり・環境学習(脱プラスチック・地球温暖化・3R)味噌づくりなど様々な活動を行っています。
活動の中で、メンバーが様々な発見をしている様子や、みんなで協力している姿がとても印象深いです。
身近な川の生き物・水質調査では、川でさまざまな生き物を見つけ、生き物の名前を特定し、新しい生き物を発見した時の感動の瞬間に立ち会えました。
小麦プロジェクトでは、寒い冬にお父さんやお母さんと一緒に麦踏をしている姿や、草取りでは、大きく育った草で、秘密基地を作り隠れて楽しむメンバーの様子、自然の中で、発見する生き物から、生物多様性を学び、収穫した小麦粉から、パン・串パン、すいとんを作ったりと大地のめぐみを感じる事ができる活動はとても素晴らしいです。
豊かな北杜市の自然を満喫した活動ですね!楽しそう☆!こどもエコクラブから提供する教材を上手に活用してくれていているようですね。
KIRIN×環境マークプログラムコラボ企画では、買い物した物から、エコなマークを見つけ、それぞれのマークの意味を調べ、今後どの様に取り組んで行くのかをみんなで話し合い、動画を制作しました。
活動の中で、サポーターとして大切にしていることを教えてください。
レイチェル・カーソンの理念を基に、感激や不思議などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合える大人の一人になりたい、自然との関わりを伝えて行きたいと常に思っています。こども達に常に新しい発見をしてもらうように サポーターとして新しい情報を学び、伝えて行きたいと心がけています。
~全国事務局より~
地域の人たちの力もかりて幅広く活動をしている北杜子どもエコクラブのみなさん。小麦プロジェクトの様子は動画でも拝見しました!麦が大きく育っていく様子や、子ども達の笑顔あふれる活動をスライドショーで振り返ることができるのは、写真や紙とはまた違った良さがありますね。これからも子どもファーストの楽しいエコ活動をぜひ教えてください^^
「リアルヴォイス」では、以下のようなクラブやメンバーたちをとりあげて紹介していきます。
インタビューを受けてもいいよ☆というクラブのみなさん、
ぜひ全国事務局までメールをお送りください!
- 地道にコツコツと地域で活動しているよ!というクラブ
- ゆかいなクラブ名の秘密、教えます!というクラブ
- 大学生・社会人としてがんばっているこどもエコクラブのOB/OG