2022.05.10 掲載
今月のリアルヴォイスは、ユニークな名前のクラブにフォーカスする「きみの名は」!
今回登場いただくクラブは、茨城県北茨城市の「あんこうぱわあ」さん。昨年度会社の仲間で設立されたフレッシュなクラブです。
地域で環境保全活動をスタートし、子どもたちと一緒に活動したいという志のもと、こどもエコクラブに登録してくれました。そんな「あんこうぱわあ」さんにクラブのようすと今後の抱負を聞きました^^
クラブのSDGsアクション
それでは早速、インタビューしてみましょう!
私たちのクラブは、昨年春に地域新電力会社として設立した「あんこうぱわあ株式会社」が結成したクラブです。
「あんこうぱわあ株式会社」は、「電力会社」としてはもちろん、「まちづくり支援会社」としても活動していこうという思いのもと創業しました。
設立メンバーで社名を検討する際に、北茨城市の「市の魚」であり、「ちょうちんあんこう」などから電気をイメージできることから、社名にまず『あんこう』のネーミングを入れることにしました。
次に、「電気の本来の力」と地域の方々と「力強く未来に向けてまちづくり」をしていこうという思いから『パワー』というフレーズも社名に組み込みました。
そして最終的な社名は、年代に関係なく親しんでもらうためにすべて平仮名とした「あんこうぱわあ株式会社」といたしました。
その企業活動をベースに「こどもエコクラブ」の活動を推進していこうという思いから、クラブ名を『あんこうぱわあ』といたしました。
コロナ禍のため、まだ具体的な活動ができていないので何人かの子どもたちに聞いた限りですが、「面白い名前だね」と言う声を一番多く聞きます。
また、その由来、特に「あんこう」の部分のお話をすると「へえ~」というリアクションが返ってきます。
事務所前を散歩コースにしている保育園児たちからは、大きな声で社名ロゴの看板を読む声と、「これな~に?」という興味を示してくれる反応が返ってきて、これからの具体的な活動に際しての「名前の紹介の仕方」なども楽しく考えていこうと思っております。
【「あんこうぱわあ」さん 社名ロゴ】
北茨城市の総面積の約80%は山林で、東部は低地で海岸に面し、また阿武隈山系の南端を縫うように大北川、花園川、里根川などの流域には豊かな平地がひらけています。まさに山と海の豊富な自然が一番の自慢です。
市内には、山・海・川・畜産、また、歴史・草花の達人など、各分野に詳しいエキスパートの方がたくさんいらっしゃいます。
今年度から本格スタートの我がクラブですが、そういった方々と連携して、より多くのエコに関するプロジェクト・イベントを企画できる可能性があることも自慢です。
自然豊かなこの地域に住んでいるみなさんの協力を得ながら、たくさんの子どもたちが「自然と触れ合う機会」をより多く持てるような活動をしていきたいと思っています。
また北茨城市は、ことさらに学校と地域が密接に協力し助け合っている地域でもあります。この自慢も活かして、今後は学校施設とも連携し、こどもエコクラブの活動ができればとも考えております。
1つめは、主に水戸市で活動している「逆川こどもエコクラブ」の千波湖のビオトープづくりや、SDGsエコ工作などのイベントに参加したことです。これらに参加したことで、今後の活動の参考となるノウハウをいろいろ学ぶことができました。
2つめは、地元の小学校、特別支援学校への出前授業の実施です。ワークショップ形式で、昨年度3回実施しました。テーマは、エコ、リサイクルなどで、児童、生徒たち主体の授業をしました。
授業が進むと、参加した子どもたちが徐々に興味を示す様子がこちらに直接伝わってきて、とても手ごたえのあるイベントとなりました。
挑戦したい活動は3つあります。1つめは、昨年度実施した学校への出前授業を継続しながら、市内他校へもその活動を広げていくことです。
2つめは、出前授業を一歩前進させ、親子で参加できる「エコ・SDGs ワークショップ」を開催することです。
また、3つめは「逆川こどもエコクラブ」さんの活動で体験した「ビオトープづくり」を市内でスタートするための準備をすることです。
あんこうぱわあさん、ありがとうございました★
「リアルヴォイス」では、以下のようなクラブやメンバーたちをとりあげて紹介していきます。
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