2021.10.11 掲載
小野幌エコクリーンは北海道札幌市厚別区の小野幌(このっぽろ)を中心に、地域の仲間で結成されたクラブ!今年で活動12年目になります!!
クラブのSDGsアクション
それでは早速、インタビューしてみましょう!
11年前の春先に、当時6年生の男の子が1人で道路のゴミ拾いを始めたのが小野幌エコクリーン結成のきっかけです。
彼は「道路のゴミを拾ってきれいにしたいから」と、春になり雪解けとともに出てくる雪に埋もれたゴミを拾って、ゴミステーションに出すという活動をしていました。そんな彼の姿を見て、そのうち彼の友達たちも一緒にゴミ拾いをするようになり、学校帰りにゴミ拾いをする仲間がどんどん増え、小野幌エコクリーンになりました。
そうなんです。初めに活動を始めた6年生の子は、大人に勧められたからではなく自分の気持ちでゴミ拾いをはじめ、それに周りの友達たちが続いて小野幌エコクリーンができました。
メンバーとメンバーの母親であるサポーターたちで知恵を出し合って楽しみながら活動を続けていることです!小野幌エコクリーンには、自然や環境に対して知識のある教育者や専門家がいるわけはありませんし、学校や児童館が運営しているわけでもありません。ですが、ゴミ拾いや環境保全、環境教育などを、みんなで意見を出し合いながら楽しんで活動して12年にもなりました。
クラブの仲がよく、アットホームな環境で活動ができることが小野幌エコクリーンの良さだと思います。
メンバーにアンケートをとったところ、1位は川に入って魚を見たり、とったり、水質調査をした活動でした。追い込み漁をして縄に魚が入った瞬間のメンバーたちの驚きっぷりと喜ぶ姿は忘れられないです!(^^)!
他にも、公園の花壇のバラの花がら摘みボランティアや、エコかるたづくりなども人気の活動でした!
きっかけは札幌市環境プラザが毎年催してくれる「さっぽろエコクラブ交流会」でエコな農家さんを訪問させてもらったことです。そこで学校給食の残食を利用して堆肥を作っているところを見学しました。
メンバーの一人が「私もエコな畑づくりをやりたいです」と交流会で発言したので、それならチャレンジしよう!ということになり、堆肥作りの講習会にみんなで参加しました。
自分たちの残した給食が山になって、発酵して湯気を出している様子をみて、罪悪感のような気持ちを持ったメンバーもいましたが、見学を通して残食を堆肥にすることで、ゴミを減らし、地球温暖化防止にも役立てることができると知りました。さらに堆肥をつかった栽培では化学肥料で育てるのと違い、土壌にも身体にも優しい野菜ができ、一石二鳥だと知ることもできました。
種まきと苗植えの時に、すごくメンバーの成長を感じました。小野幌エコクリーンには、野菜作りに詳しいサポーターがいません。またコロナ対策で、サポーターも最低限の人数でした。そのため何でもメンバーが自分達で考え、話し合い、スマホで信用できそうな情報を集めたりしながら協力して取り組んでいました。
少し前なら、そのようなことはできなかったので、メンバーたちの成長ぶりを嬉しく思いました!
全国のクラブの活動がいつでも知ることができて良い刺激を受けられることです。
知識を得ることもできるし、エコマーククエストのように楽しく学ぶこともできます。また、レポート方式で活動報告を送ることができるのがすごくいいと思います。いつもエールメッセージに励まされています!!
小野幌エコクリーンさん、ありがとうございました★
「リアルヴォイス」では、以下のようなクラブやメンバーたちをとりあげて紹介していきます。
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