2018.06.10 掲載
こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪
他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★活動クラブ 品川区立山中小学校おやこエコクラブ(PTAが主体となり全校児童で活動。コミュニティスクールとして地域の人たちも参加しています。)
活動分野 生活・省エネ
活動内容(プログラム)について
暑い夏を涼しく快適に、かつ環境に優しく過ごすために、夏休みを迎える前に全校児童で打ち水集会を行っています。私たちの住む品川区の区役所でも、大暑から処暑の期間(2018年は7月23日~8月23日)に「打ち水大作戦」が開催されており、その目的と温度を下げる効果を子どもたちに理解してもらうために始め、今では毎年恒例行事になっています。
活動時期 7月(年1回)
活動場所 校庭
準備するもの
・500mlのペットボトル(各児童が1本、家庭から風呂の残り湯や雨水を入れて持ってくる)
・温度計(理科の実験等で使う棒状のもの)
・黒板(温度記録用)
・担当エリア表示用看板
・ペットボトル回収用袋
活動内容(プログラム)の流れ
子どもたちの反応
気温が上昇し始める8時半頃からの活動で、全校児童が一斉に元気よく打ち水をします。気温を測定する担当がしっかりと温度変化を確認します。測定地点によりばらつきはあるものの、概ね2℃くらい気温が低下します。数値を全校児童が把握することで、驚きと効果を実感すると共に、数値に表れない涼しい風が校庭を駆け抜けるのを合わせて感じています。
活動の際の留意点・アドバイス
★クラブからのメッセージ★
身近な環境の中で、水遊びから発展し、学年を越えて楽しみながら、自然の不思議を学び、考えるチャンスになると思います。保護者も一緒になって、快適で環境負荷の小さい生活をつづける工夫を考えてみてはいかがでしょうか。
興味を持ったら…さらに調べてみよう!
こどもエコクラブのウェブサイトで提供している環境学習プログラム「Eco Study」には、町の様々な場所の温度を比較したり、温度が違う理由を考えたりする「町の温度しらべ」が掲載されています。ワークシートと指導者向けマニュアルがセットになっており、すぐに実践することができるのでぜひ挑戦してみてくださいね♪
http://www.j-ecoclub.jp/challenge/ecostudy/
「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪
タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!