2018.06.01 掲載
こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪
他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★日頃の活動はもちろん大切だけど、その成果や活動の中で感じた思いを周りの人たちに伝えることも、とても大事な活動!届け、私たちの想い❤
活動クラブ ふくはら子どもエコクラブ(近所や地域のお友達)
活動発表のきっかけについて
埼玉県には「こどもエコクラブ活動支援事業助成金」という制度があり、クラブの取り組みを支援する助成金をいただくことができます。
この助成を受けると、毎年冬に行われる「SAITAMA環境フェア&こどもエコフェスティバル」で活動発表をすることができます。
私たちふくはら子どもエコクラブは、2009年に子どもエコクラブとして発足し、2011年からこの活動発表に参加しよう!ということになりました。
それ以降、何度も活動発表を行っています。
活動発表の目的
活動を発表することで、自分たちの1年間の活動を振り返ることができますし、他のクラブの活動の様子を学び、翌年の活動の参考にすることができます。
これも、大切な目的の一つです。
事前の練習について
活動発表に慣れていない最初の頃は、発表の1か月前に参加者を募りました。
しかし子どもたちが忙しかったり、フェスティバル当日の参加者がなかなか決まらなかったりするため、事前にきちんと時間をとって練習できるのは1回くらい。
あとはフェスティバルの当日、集合場所から会場へ向かう電車の中と、昼休みの間に集中して練習します。
あまり綿密な準備をしていなくても、年間の活動内容がきちんとわかっていれば、短時間の集中した練習で子どもたちは本番に臨むことができます。
発表内容の決め方
まずは毎年4月に、子どもたちと一緒に1年間の活動計画を立てます。
長く活動してきた中で主な活動内容はだいたい固定化していますが、子どもたちも変わるため、年によって少しずつ違うことに取り組んだりもします。
練習の時は、この年間計画を振り返りながら、発表の順番や発言する子、発表の内容をみんなで決めていきます。
力を入れた活動は、特に思い入れを込めて、ていねいに話すこともあります。
フェスティバルでは舞台のスクリーンが使えるので、活動の様子がよくわかるよう、写真を示しながら発表していくことが多いです。
この活動をする上でのアドバイスや活動の注意点★
クラブによって活動発表のやり方はさまざまだと思います。
まずは自分たちの活動を振り返ること、聞いてくれる人に聞きやすくわかりやすく伝えることが大切だと思います。
また、他のクラブの発表をしっかり聞くことも、今後の自分たちの活動の参考になります。
活動を実施した時の子どもたちの感想・反応など★
活動発表をし始めたころはみんな緊張しましたし、終わった時は心底ほっとした顔をしたものです。
回数を重ねるごとに緊張も解けていき、聞いている人の反応を見ながら余裕を持って発表できるようになりました。
人前でも緊張せず話すことができるということは、こどもエコクラブ以外の場でも役に立ちます。
自信を持って舞台で話せるようになったのは、この経験による子どもたちの成長だと思います。
”イベントでの活動発表”というと、「凝った発表をしないと駄目かな…」と身構えてしまったり、「スゴイ活動をしていないから無理!」としり込みしてしまったりすることもありますが、知らない人に自分たちの活動を伝えることで環境活動の大切さを知ってもらえたり、自分の意見を人前で発表する経験ができたりと、良いこともイロイロ★
まずはふくはら子どもエコクラブを見習って、一度挑戦してみませんか?
✿他のクラブも練習しています!活動発表✿
●科学系クラブ連携研究発表会の準備と発表練習(大阪市立新北島中学校科学技術部)
●「KOBEこどもエコクラブ エコ活動発表会」の発表練習(玉一アクアリウム)
✿エコロジカルとれーにんぐ✿
「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪
タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!