2016.09.15 掲載
こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪
他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★活動クラブ 大分県立大分東高等学校 リボベジ研究会(学校のクラブ)
活 動 分 野 ごみ・リサイクル 農業・栽培
活動プログラムについて
☆「リボーン ベジタブル(リボベジ)」は、「再生する野菜」という意味で、野菜の切れ端や根を水につけ、もう一度育てて収穫することです。
☆家庭で簡単に実践できます。生ごみを減らすことができるほか、食費の節約にもなります。
☆豆苗・ダイコン・ニンジン・カブなどいろいろな野菜を使うことができ、成長していく姿を見る楽しみがあります。
活 動 時 期
いつでもOK(野菜によって適期が異なる)
活動プログラムの流れ
主な野菜での実施方法
①豆苗(オールシーズンOK)
根から7㎝くらいのところで切り取り、根の部分が半分浸るくらいの水を入れる。10日で1回、3週間すると2回収穫できる。
↓
③キャベツ・レタス(キャベツは秋、レタスは冬が適期)
芯を、根元を下にして立てる。浅めの容器を使い、水は少なめにするとよい。
上手にやるためのコツ♪
「大分県立大分東高等学校リボベジ研究会」さんは、リボベジを広めるために地元の小学校や環境イベントで出前教室を行ってきました。更に多くの人に、リボベジを知ってもらうだけでなくその楽しさを伝え、実践につなげるためにメディアと連携して積極的に情報発信しています(Fun to Shareウェブサイト「NPO・NGO等の民間団体とメディアとの連携支援事業」)。その活動が評価され、第63回大分県学校農業クラブ大会のプロジェクト発表部門において、見事最優秀賞に輝きました!!
【メンバーの声】
中学三年生の時に、祖母が調理に使った豆苗の根の部分を再利用しているのを見て不思議に思い、農業に関心を持ち、大分東高校に入学しました。一年生の夏にこの不思議をテーマに農業クラブ九州大会意見発表に出場しました。
発表を機に、「家庭の知恵『リボベジ』を広めたい!」という気持ちが芽生え、友人に声をかけてリボベジの研究と普及のための地域交流活動を始めました。それから3年、リボベジ活動に関わっていただいた方々から多くのことを学び、言葉では表せないほど感謝しています。
たくさんの方々に情報発信をしていただき、活動の輪が広がり続け、現在も連携依頼が来ています。これからも地域や団体との連携を深め、活動を後輩に引き継ぎ、「リボベジ研究会」は挑戦を続けます。
リボベジをこれからの未来に活かせ!
「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪
タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!