2012.01.18 掲載
こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪
他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★是非小さなうちから、たくさんの活動をして欲しいと思います。
- サポーター0Profile –
■クラブ名:エコあさまキッズ クラブ (長野佐久市)
■クラブカテゴリ:幼稚園/メンバー110人・サポーター10人
エコあさまキッズさんは、幼稚園児の皆さんがメンバー、保育者の方がサポーターのクラブです。
園内の見回りや、お散歩への行き帰りなど、毎日、身の回りのエコを考えて活動をされています!
(『みまわりレンジャー』のメダルは、可愛らしく、必見です!)
■クラブのメンバーとサポーターの構成・どんなクラブでどんな活動をしているかご紹介ください。
メンバーは幼稚園児、サポーターは保育者です。近くの公園にお散歩に行く時は必ずゴミ袋を持っていきゴミ拾いをします。又、給食時は残飯を出さないように、メンバーに声掛けしています。
普段の生活では活動の前に当番のメンバーが水道の水が出しっぱなしになっていないか、など園内を見回ります。その後、サポーター手作りの『見ることリスト』をチェックして、見回った後に「○」「×」を記入しています。この当番のメンバーを『みまわりレンジャー』と呼んでいます。
年少のうちは保育者について回っているだけの様子もみられますが、年中児になると自分たちで率先して活動を行い、更に年長児は保育者無しで自分たちだけで見回れるようになります。子どもたちは数か月に1週間ずつ回ってくるこの当番をとても楽しみにしており、堂々と見回ります。
公園へお散歩に行く際の行き帰りでは、子どもたちは車などに注意をしながら落ちているゴミをきちんと拾ってくれます。もちろんサポーターは園児の安全には充分注意を払っています。
園内の見回り当番以外の子どもたちが「当番がやるからいいか」と言う考えをもってしまっているような気がします。また日中、蛇口が締まりきっておらず、水が出ていても気にしない子どもたちもいるので、当番の時だけでなく、普段からそういった事に気づいてもらえるような声掛けが必要だと感じました。
また、サポーターとしての活動を継続されている理由を教えてください。
地球温暖化が騒がれて何年にもなりますが、自分が子どもの頃と比較しても、便利になった分過剰すぎる面も多くあります。このムダを省くためにも、また温暖化を防ぐためにも、エコについて考えることは必要不可欠なことだと思います。こどもエコクラブを通し、そのようなことを再確認することができました。
そしてその大切さを小さな子どもたちに伝え続けるためにも、エコあさまキッズの活動を続けていきたいと思っています。
私たちもまだまだ始めたばかりです。しかしこれからの子どもたちにエコの大切さを伝えていくためにも
是非小さなうちからたくさんの活動をして欲しいと思います。
まだ小さな子どもたちなので、色々な事に興味・関心を示してくれます。普段の声掛けだけではなく、たくさんの実体験や絵本などを通し、子どもたちによりよい環境を提供していきたいと思っています。大人が見本になれば、子どもたちはそれ以上に発展させてくれるので、サポーターも子どもたちと一緒に経験していけたらと思います。これから更に、子どもたちだけでなく保護者の方たちにも関心を持っていただけるような活動を取り入れていきたいです。
「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪
タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!