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壁新聞道場!

【2024 壁新聞道場!】たのもーーーう!青森県

2024.09.18 掲載

青森県からは3枚の応募があったよ。池田師範よろしくお願いします!

弘前市「HEP21エコクラブ」
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十和田市
「緑と太陽の保育園グリーン・キッズ」

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十和田市
「緑と太陽の保育園グリーン・キッズ(ミニ)

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HEP21エコクラブのみなさんへ
師範から一言!
生き物のイラストや写真がたくさんあり、色々な活動の記録と調査データ(pH、電気伝導度)が満載の新聞で読んでいて訪れてみたくなりました。だんぶり池はどこにあるのだろう、とインターネットの地図で検索してみると、弘前市街地から意外と近いんだなあって思いました。
"だんぶり"はトンボのことなのですね。 だんぶり池にはトウホクサンショウウオやたくさんのトンボだけでなく、クマ、カモシカ、サル、キツネ、フクロウも来るとあったので雄大な自然に囲まれた場所なのだと感じました。多くの動物たちは餌を食べるために来るのでしょうが、クマはだんぶり池にきてどんなことをしていますか?定点カメラやドローンを活用すると、生息する生き物の行動について新たな発見もあるし、自然活動にもIT技術を活かしていくのがいいと思っています。
大雨で壊滅的な被害があっただんぶり池の復興にはたくさんの人たちの協力があったことでしょう。土砂でくずれた所にコンクリートを設置したようですが、今年の大雨では大丈夫でしたか?近年は線状降水帯が頻繁に発生し、大雨の度に全国各地で降水量の記録更新というニュースを耳にしたので、生態系保全のためにこれまで以上に雨対策のことを考えていく必要がありそうです。
だんぶり池だけでなく、弘前公園でも電気伝導度の調査をしているので比較することができて参考になりますね。弘前公園の水質を調査したマップはとても分かりやすいです。生き物マップも兼ねているところもよいアイデアです。全体を通して電気伝導度が月日によって違うことを、人の経済活動や気候、黄砂との関係から考察していることが素晴らしいです。だんぶり池は貴重な里地里山だと思いますので、人との関わりによって豊かさが維持されます。新聞に書いてくれたような考察から次の行動につながり、持続的に生き物たちが賑わう場所であり続けることを楽しみにしています。

とっておきのゴシドウ★
イトトリゲモという生物を初めて知りました。絶滅が危惧される種を守るには、生息環境から守る必要があるので、だんぶり池とその周辺環境の維持が大切ですね。ところで、だんぶり池のまわりには外来生物はいますか?毎年たくさんのエコ新聞を読んでいると、外来生物の駆除に取り組んでいる活動も多くあり、私自身も近隣の自然公園に行けば外来生物に会わないことがないほど増えてしまっています。昆虫だと特定外来生物のアカボシゴマダラに毎回出会っています。だんぶり池で、外来生物に係わる苦労した活動があればぜひ教えてください。

地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
令和4年の大雨被害から、池の補修も進み、少しずつ植物や生物が戻ってきて嬉しいですね。 改めて自然の力を感じます。また、共に活動する大学生サークル「わどわ」の紹介や、継続している水質調査などの様子が、絵や写真で分かりやすくまとめられていますね。
今後も、さまざまな関係団体のみなさんと一緒に楽しみながら活動を続けてほしいと思います。

地域事務局からの応援メッセージ【弘前市】
自然や生きものからの恵みを将来に継承していくには、生物多様性の保全だけでなく、持続可能な取組が必要です。そのためには、自然体験や環境に関する学びをきっかけに、自らの生活と地域や地球との関係を理解し、環境に配慮した行動に結びつけていくことが重要となります。これからも一緒に「だんぶり池」を復活させていきましょう。

緑と太陽の保育園グリーン・キッズのみなさんへ
師範から一言!
新聞にスイカの種をはりつけて点線をつくっているアイデアがおもしろいです。スイカを切ったときに赤いものだけでなくまだ白いものがあったようですね。写真をみると見事に真っ白で、不思議な感じがしました。私はスイカを育てたことはないので、買ってきて食べるスイカが白かったことはありません。考えてみると果物は熟して赤くなっていくので、これはこれで自分たちで育ててスイカでないと見ることがないように思いました。大きさがばらばらだったと書いてありましたが、小さいものが白かったのでしょうか? スイカからとれた種をぜひ植えてみて、赤くて甘いスイカが収穫できるように工夫しながら栽培を楽しんでください。
苗から収穫までが約2ヶ月半かかっていますが、種からだとさらに1ヶ月多くかかりそうですね。種が発芽して立派な苗になるまでに、新たな発見がまたあることでしょう。
畑よりプランターでの野菜作りの方が肥料や水やりに気を使って難しいのでは?と思ってしまいますが、ミニトマトはとてもたくさん収穫できましたね。品種によって収穫できた数がかなり違いますが、これは品種の違いによるものでしょうか?植物の観察も楽しんでくれたようなので、植物の生長についても疑問に思ったことをみんなで考えてみてください。実ができたということは昆虫が花粉を運んでくれたということで、どのような昆虫がくるかということも観察すると面白いと思います。

とっておきのゴシドウ★
「ぎもんにおもったことをみんなでかんがえてみたよ」のコーナーを興味深く読みました。
さらに質問です。
・収穫するのが早いと中がまだ白いことが分かりましたが、ちょうどいいタイミングで収穫するにはスイカのどこをチェックすればいいのかな?
・暑い日が多くて太陽がたくさんあたったら甘くなることが分かりましたが、丸くて大きいスイカ全体にたくさん太陽をあてるのはどうすればいいのかな?

地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
みなさんが天候に気を付けながら、大事に育てた野菜の収穫だけでなく、同じ野菜でも色や味の違い、生長スピードの違いなどを実感できるとてもいい活動ができましたね。 今回収穫したスイカの種を、来年植えてみるということで、どのような結果になるのか楽しみです。
今後も、いろいろなことにチャレンジして、楽しみながら活動を続けてほしいと思います。

地域事務局からの応援メッセージ【十和田市】
今年は暑い日が続き、野菜を育てるのは大変だったと思いますが、スイカやトマトが無事収穫出来てよかったです。 みなさんが水をあげたり、一生懸命お世話をしたおかげだと思います。毎日観察をすることで、いろいろな疑問や発見もありました。来年もいろいろな植物を育ててみてください。

緑と太陽の保育園グリーン・キッズ(ミニ)のみなさんへ
師範から一言!
SDGsを意識して「わたしたちができること」を考えて活動してくれたことが伝わってきました。
廃材を使った製作では、部屋にかざって見ていると楽しい気持ちになるような作品がたくさん出来ましたね!
紙コップを使ったツリーは、ゆらゆら揺れるところがおもしろく、動きを見てみたいと思いました。ゆきだるま作りに使った新聞紙は、近年は発行部数が減少を続けているようですが、色々な使い道があるものです。私の住む地域では冬でも雪自体がほとんど降らないので、雪を使って雪だるまを作る経験自体も出来ていないような気がしました。
絵のがくを作ってくれたダンボールも新聞紙と同じように便利ですね。ダンボールの断面を横から見ると波形になっていますが、丈夫なのに軽くて感心します。その特徴を活かして今ではプラスチックに代わりダンボールの収納棚が普及してきていますね。
ペットボトルのクリスマスドームは素敵です。ペットボトルを小さなアクアリウムにして水草や苔や小さな生き物を飼ってみてもおもしろいなぁと感じました。今度チャレンジしてみます。

サポーターへのとっておきのゴシドウ★
今年の夏も連日の猛暑が続いていて、様々な野菜や果物がこれまでのように成長できないというニュースを多く目にしました。ミニトマトやピーマンに水をあげたり、収穫したりといった野菜の世話は子供たちにとって、とてもよい経験だと思います。野菜はお店に買いにいけば見ることはできますが、どのように野菜が出来るのかは自分たちで育てるのが一番です。
ところで、トマトもピーマンもナス科ですが、色々な昆虫たちも見られたのではないでしょうか?テントウムシやイモムシなど見つけましたか?野菜にとっては害虫もくると思いますが、植物を育てるときに出会う昆虫との触れあいも楽しいものです。

地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
廃材を利用し、とても素敵な作品ができましたね。 保育活動のなかでも、しっかりと テーマを決めて取り組むことで、より多くの学びや発見につながったと思います。 新しい畑での活動では、野菜を育てることの大変さを実感したのではないでしょうか。
今後も、日々の生活を通してできる活動を取り入れながら過ごしていけるといいですね。

地域事務局からの応援メッセージ【十和田市】
SDGsの「12、つくる責任、つかう責任」を意識し、様々な廃材を使ってとてもかわいい作品が出来上がりました。 日常の中でできることを見つけて、実践していくことが持続可能な社会に繋がると思います。 工作に使えるものを探す中で、ごみの分別が身についたり、リサイクルに繋がったりと、遊びを通して楽しみながら学んでいってほしいです。

池田師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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