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【2024 壁新聞道場!】たのもーーーう!宮城県

2024.07.10 掲載

宮城県からは南三陸少年少女自然調査隊さんから壁新聞が届いたよ!
伊藤師範よろしくお願いします!

南三陸町「南三陸少年少女自然調査隊

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南三陸少年少女自然調査隊みなさんへ
師範から一言!
まずはタカラトミー賞おめでとうございます。
1年間にたくさんの体験や活動を行ってきたことが壁新聞からあふれるようによく伝わっています。地域の団体や漁業組合、企業、大学の先生、高校生などのそれぞれの専門の人たちのサポートも受け、こんなにいろいろと充実した活動できたのは貴重なことで、うらやましいなぁと感じました。
南三陸の志津川湾は、暖流と寒流が混ざり合う自然ゆたかな海で、ラムサール条約に登録されている世界的にも大切と認められている湿地もあるという、とても貴重な海なのですね。そのような海で、釣り、海藻採取、干潟調査、スノーケリングなど自然に親しめたことでしょう。それだけでなく、それらが育つ環境のことも考えたことは大切です。この豊かな南三陸の魅力を伝える活動というのがとてもすばらしいです。みなさんの思いがよく伝わっていますよ。
環境DNA調査では、志津川湾の海が豊かであることがより明確になったようですね。ほかの県のクラブとオンラインでも情報交換できたのも良かったですね。DNA調査で出た魚を図鑑で調べたことも大切で、それらの魚たちが実際に見られることを楽しみにしたいですね。

とっておきのゴシドウ★
活動ごとにカラフルに色分けし、その中にそれぞれの活動をわかりやすくまとめた明るい雰囲気の新聞で、明るく楽しそうな活動のふんいきがよく伝わっています。まわりの小さな生き物たちのイラストがかわいく、さらに目を引かれました。ちょっと字が小さくて読むのが大変かなと、最初は思いましたが、盛りだくさんな内容をうまく短くまとめていることを感じました。それぞれに、目立つ見出しが付き、写真やイラストも散りばめ、最後にメンバーの感想などの思いも表現されていてとても読みやすくなっていてすばらしいです。まん中のラムサール条約登録5周年シンポジウムも目立つよう工夫されているのがわかります。かべ新聞について言うことなしです。
 
ただ、数年前まで川に上がっていたサケがほとんど見られないのは心配ですね。状況の変化を知ることも大切なので、みなさんが観察や確認した生きものたちの記録をきちんと残して、次々とメンバーに引きついでいってください。5年後、10年後、・・・に比べたときに貴重なデータとなることでしょう。
 

伊藤師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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