まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
磯の生き物観察と潮干狩りを行いました。
2020年度初の活動という事で、参加者は少なめですが、初めての磯観察と潮干狩りを体験するという事で、先ずは静岡県漁業調整規則に記載されている潮干狩りに関する規定を、説明してから活動を開始した。
漁具に関しては、熊手は、150mm以上の物は、使用が禁止されている。水辺の楽校の活動では、熊手等の漁具は使用せずに、裸足で砂を掻き分けて、貝を探し当てる方法を行っている。漁法の説明をした後に、潮干狩りを開始した。
両足で砂を掻き分けることは、難しいので、片足から練習してから、両足を活用するようにした。片足でも、貝が足に当たる感触を覚えて、何か当たったと、慎重に足の下に手を差し伸べると、殻長3㎝くらいの貝が取れて、喚起していました。採捕した貝は、家に持ち帰り食するよう伝えた。小型のものは全て放流した。
潮が上がり始めたので、消波ブロック周りに生き物が集い始めたので、生き物を採取して、ミニ観察会を行った。確認したのは、海のお掃除屋の水虫の仲間と、ヤドカリ・イワシの稚魚・巻貝等を捕まえた。
自然の中での宝探しは、この上ない体験であり、貝を探し当てるたびに、子供たちは喚起していました。保護者も貝が取れることに、驚いていました。
また、今年も浜名湖のアサリの潮干狩りは禁止されて、潮干狩りを体験する機会が少なくなり、残念でなりません。
アサリやハマグリの生息環境が悪化して、個体数が激減している事を伝えると、小さなものは放流して大きくなってから、採捕したいと言っていました。
次回は、4月19日に、潮干狩りを再チャレンジできればと考えています。
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)