活動レポート

活動レポート

「ビオトープ」ってな~に? -冬のプールの生きものを見てみよう!- 

エコエコ楽しみ隊 (東京都)

活動日:

2019年12月11日

実施場所:

西巣鴨放課後子ども教室

参加メンバー&サポーター数:

18人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

「冬のプールの生きもの観察」は、毎年実施している活動です。
①今年は観察に行く前に、「『ビオトープ』とは何か?」と「プールにいるヤゴの生態」について学習しました。
②学校ビオトープが11月に再整備されたので、始めに「ビオトープ」を見学しました。
③プールへ移動。底を長綱ですくい、落ち葉にかくれている生きものを調査しました。
④生きものは連れて帰り、観察しながら絵や感想をかきました。

冬のプールにも下記のようなたくさんの種類の生きものがいました。
・ギンヤンマのヤゴ ・ウスバキトンボのヤゴ ・ハイイロゲンゴロウ ・コミズムシ ・アカムシ

参加者のようす

●「学校ビオトープ」にて…ビオトープにあるのは、池と周りの植物。ここでは「観察の仕方」を体験しながら生きものの観察をする予定でしたが、到着すると興奮し池に落ちそうになるメンバーが出たため、切り上げてプールに移動しました。
●プールにて…「勝手な行動がいかに危険か」を話してから、プールサイドに入りました。4グループ四隅に分かれ、落ち葉の中からヤゴやその他の小さな生きものたちを手でかき分けて探し出しました。男子は生きものリストと照合したり、分からないと「何の生きもの?」と何度も聞いてくるなど、とても積極的でした。一方で2年女子グループは、始めは嫌がっていたものの「こわいことないよ!」と声掛けしているうちに、いつの間にか触れるようになっていました。
●生きもの観察…生きものは観察後にすぐプールに戻す予定でしたが、ほとんどのメンバーが「部屋に持ち帰って観察したい」と言ってきて、別れがたい様子。急遽一人ずつにケースを渡し、一人2~3匹のみの約束で教室へ持ち帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

●反省点…外での活動が少ないこともあり、特に2年生は休み時間に校庭で遊ぶ感覚と同じようになってしまったようです。池の生きものを見る時は「しゃがんで姿勢を低くしてそっと覗く」こと。大人が一度手本を見せ、メンバーたちにもまねをしてもらい、その後現場でもう一度再現するくらいの慎重さが必要だったと感じました。
2月の末にはヒキガエルが卵を産みに来るので、そのころまた「学校ビオトープ」での生きもの観察ができたらと思います。

その他

[参加学年・人数]2年生:5名、3年生:7名、4年生:1名

エコエコ楽しみ隊のみなさん、報告をありがとう。
冬には生き物の活動が活発ではなくなりますから、見つけられる種類は少なくても観察しやすいかもしれませんね。この時を利用して、自然観察のしかたやポイントを教えてもらったり、これまで生き物が苦手だと思ってきた人でもきょう味がわいて、活動をつづけるよいきっかけとなったように思います。
落ち葉の下やプールの底で生きる小さな生き物がいると知った時、みなさんは、何を感じたでしょうか。春を待つ生き物たちはどうして冬の間、じっとうごかないのか、ぜひみんなで話し合ってほしいと思います。
また、ビオトープはなんのために作られるのでしょうか。ビオトープでは出合った生き物たちからいろいろ学べます。人工の自然でも、みんなで大切に守ってくださいね。たくさんの生き物がもどってくることを願っています。がんばってくださいね。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
エコエコ楽しみ隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名エコエコ楽しみ隊
  • 所在地東京都
  • クラブの種類その他

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「ごみ・3R」「生き物観察」「地球温暖化(気候変動)」「SDGs」などのテーマを絵本や紙芝居で学習しながら、リサイクル工作やゲームをとおして楽しく活動しています。

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