エコエコ楽しみ隊 (東京都)
①「恵の水」編
“水”はなくてはならない大切なもの。そこで、「生活の中で自分はどのような時に“水”を使っているか?」を思い出し、各々のエコカードに書き出しました。そして絵本『みずとはなんじゃ?』(かこさとし・作)の一部を読み、考えるヒントとしました。さて、自分の書いたことが出てきたでしょうか?
②「怖い水」編
私たちの生活に欠かせない“水”ですが、一方で10月の台風19号では大雨が降り、各地で“水”の災害が起きました。そこで、自分たちの住んでいる町の土地の様子を知るために、「標高地図」に色を塗り、かつて川だった所に線を引いてみました。すると学校の近くの道路が昔は川で、低くなっていることがわかりました。また、その地図と「洪水ハザードマップ」とを比較してみると、ほとんど一致していることがわかりました。
①メンバーが考えた「生活の中で“水”を使っている場面」は…
・飲む時(飲料水・ウォーターサーバー) ・食事の時 ・うがい ・手洗い ・顔洗い ・歯みがき ・洗濯 ・トイレ ・お風呂(シャワー) ・食器洗い ・車を洗う ・植物(花)の水やり ・ペットにあげる水 ・金魚の水槽 ・プール ・水遊びする時 ・ビオトープ ・雨 ・川 ・海
②3年生は「自分たちの住む町」について、学校の授業で学習します。また区役所や高層の大型商業施設の見学もします。なので、町の特徴について説明を始めると学校での学習内容と結びついたらしく、「自分たちが説明する」と言って、途中から大人に代わり三年生の男子三人が前に出て元気よく説明をしてくれました。
●「絵本」について…今回は活動内容が盛りだくさんで時間がなかったため、生活の中の“水”について考えるヒントとして絵本の中の一部の「絵」を活用するのみとしました。ところが子どもたちにとっての「絵本」とは、「今からどんな話が始まるんだろう?」とワクワクした気持ちにさせてくれる存在だったようで、文章も全部読んでほしいとせがまれました。このように強く要求されるとは想定しておらず、反省。今年度の活動の振り返りの時には、是非こちらの本をきちんと読んであげようと思っています。
●できれば地図を持ち外に出て「町歩き」をしながら危険個所などの確認をしたかったのですが、活動場所に制約があり、室内のみでの活動となりました。
●台風19号の水害について「知ってる!」という子もいました。標高地図とハザードマップは持ち帰りとし、「自分の家の周辺の様子はどうか?」「避難所はどこか?」などを家の人と一緒に確かめるよう宿題としました。
[参加学年・人数]2年生:7名、3年生:6名、4年生:1名)
エコエコ楽しみ隊(東京都)
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