エコエコ楽しみ隊 (東京都)
プールから救出したヤゴなどの水生昆虫やチョウ・バッタ・カマキリの幼虫を観察し、それぞれお気に入りの生きものを選んで絵を描きました。また当日の明け方に羽化したギンヤンマを、みんなで大空へ放してあげました。
※水生昆虫:ヤゴ(ギンヤンマ・シオカラトンボ・アカトンボの仲間・イトトンボの仲間)・マツモムシ・ハイイロゲンゴロウ・アカムシ(ユスリカの幼虫)
※チョウ(ナミアゲハ)、バッタ(オンブバッタ)、カマキリ(ハラビロカマキリ)
生きものが入っているケースを見るなりものすごい勢いで寄ってきて、「何がいるの?」「見せて!見せて!」と興味津々。生態などが分かる紙芝居も用意していたのですが、急遽観察中心に変更し、十分触れ合えるような時間配分としました。
棒にしがみつく羽化寸前のギンヤンマを描く子、激しく動きまわるマツモムシをじっと見て離れない子、アゲハが大好きで指先に乗せながら「これはナミアゲハ。クロアゲハとの違いはね・・・」と解説を始める子。
いつもなら同学年の仲良し同士で固まって座ることが多いのですが、今回は本当に自分が描きたい生きものを選べたようで、そのことが席順にもよく表れていました。
ギンヤンマを放つ際には、「トンボの持ち方」や「羽に少しでも傷がつくと飛べなくなってしまうこと」などを説明。それでもどうしても持ってみたいという子がいたので、手のひらにそっと乗せてあげました。
子どもたちがこれほどまでに昆虫に興味を持つとは思いませんでした。本来なら、その生きものが生息している場所へ連れて行き観察をさせてあげたいのですが、大人の事情で叶わず残念です。夏休みには是非、様々なワクワク経験をしてもらえたらと思います。
9月にはギンヤンマを呼びよせるために、プールのエコアップ(藁の投入)を実施する予定。
[参加学年・人数]2年生 8名、3年生 3名、4年生 1名
エコエコ楽しみ隊(東京都)
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