活動レポート

活動レポート

八幡川の生きもの調査

南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)

活動日:

2019年07月20日

実施場所:

八幡川下流域

参加メンバー&サポーター数:

33人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

志津川高校自然科学部のみなさんと一緒に、八幡川下流域の生きもの調査を行いました。汽水域と淡水域では、それぞれの環境にあった生きものが採れました。それぞれの場所で採れた生きものをトレイに移して観察し、講師の方から生きものの解説をしていただきました。
使用道具:タモ網、さで網、投網、バケツ、トレイ等

参加者のようす

靴のまま川に入った事がない為、最初は不安そうにしている子もいましたが、暑さを和らげる水の冷たさに心地よさを覚えたのか、次第に慣れた様子で川を歩く様子も見られました。活動中、初めて見る川魚や川虫に「なにこれ?」「わー!」等、子ども達の楽しそうな声が始終上がっていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

・川の下流側(汽水域)の川底で、薄手の毛布や金網等、家庭ゴミが沈んでいる場所がいくつも見受けられました。それを見た子ども達から、活動の一環として川のゴミ拾いをしたいという声が上がりました。
・八幡川の上流側(淡水域)では、水質階級Ⅰの指標生物であるヒラタカゲロウ類、ヤマトビケラ類等が採れたことから、比較的きれいな水質であることが分かりました。

その他

・レッドリストに掲載されている「ウツセミカジカ」「シロウオ」「ニホンウナギ」「キベリマメゲンゴロウ」「ヒメサナエ」の生息が確認されました。
・他にも「アユ」「クサフグ」「シマヨシノボリ」「モクズガニ」「ヒラタカゲロウ」「モンキマメゲンゴロウ」等、多くの生き物が見つかりました。

南三陸少年少女自然調査隊のみなさん、こんにちは。
暑い時期の調査おつかれさまです。川の水の中に入れたから気持ちよかったかな。
今回は高校生のお兄さんお姉さんといっしょの調査ということで、とても勉強になったのではないでしょうか?
下流側ではゴミも目立ったようですが、全体的に八幡川はきれいな川のようですね。レポートの写真を見ても気持ちよさそうですし、報告してくれた生きものの中にヒラタカゲロウ類、ヤマトビケラ類、小さなゲンゴロウの仲間などがいることからも、きれいな水だということがわかります。
そのほか、ウツセミカジカ、シロウオ、ニホンウナギ、アユ、モクズガニなど、海と川を行き来する生きものがいるところに注目です。この中には最近少なくなっている魚も含まれていますが、八幡川の環境がよくて、海とのつながりもいい状態で保たれているからここで生きていけるのでしょう。
これからも八幡川の調査は続けますか?季節によって出てくる生きものもちがうと思うので、ぜひまた調査してレポートでどんな生きものがいるか教えてください。
ごみ拾いの活動も、みんなで計画してチャレンジしてみてほしいです。これからもがんばって!
エコまる
南三陸少年少女自然調査隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名南三陸少年少女自然調査隊
  • 所在地宮城県
  • クラブの種類自治体の募集

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