南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)
志津川高校自然科学部のみなさんと一緒に、八幡川下流域の生きもの調査を行いました。汽水域と淡水域では、それぞれの環境にあった生きものが採れました。それぞれの場所で採れた生きものをトレイに移して観察し、講師の方から生きものの解説をしていただきました。
使用道具:タモ網、さで網、投網、バケツ、トレイ等
靴のまま川に入った事がない為、最初は不安そうにしている子もいましたが、暑さを和らげる水の冷たさに心地よさを覚えたのか、次第に慣れた様子で川を歩く様子も見られました。活動中、初めて見る川魚や川虫に「なにこれ?」「わー!」等、子ども達の楽しそうな声が始終上がっていました。
・川の下流側(汽水域)の川底で、薄手の毛布や金網等、家庭ゴミが沈んでいる場所がいくつも見受けられました。それを見た子ども達から、活動の一環として川のゴミ拾いをしたいという声が上がりました。
・八幡川の上流側(淡水域)では、水質階級Ⅰの指標生物であるヒラタカゲロウ類、ヤマトビケラ類等が採れたことから、比較的きれいな水質であることが分かりました。
・レッドリストに掲載されている「ウツセミカジカ」「シロウオ」「ニホンウナギ」「キベリマメゲンゴロウ」「ヒメサナエ」の生息が確認されました。
・他にも「アユ」「クサフグ」「シマヨシノボリ」「モクズガニ」「ヒラタカゲロウ」「モンキマメゲンゴロウ」等、多くの生き物が見つかりました。
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)